2011/7/16 土曜日

組み合わせで世界が広がる

カテゴリー: クラブ,その他 — 漆 @ 17:03:31

昨日は午前中、高等部の大学出張授業にお越しくださった先生方にご挨拶した後、3年生の能楽鑑賞へ向かいました。

(これらの様子は後ほど担当者から詳しくご紹介します)

6年生は各大学から入試担当のみなさまにお越しいただき、個別の説明会を行なっていました。

その一つの大学のパンフレットに卒業生の姿が!

毎年、これを発見するのが楽しみです。

卒業生が様々な分野に偏りなく進学していくのが本校の特徴です。28プロジェクトで、将来の仕事から逆算して学部学科を選んでいくからでしょう。

夜は華道の州村先生が、フレンチのシェフとフランスから来日したパティシエとの活け花の三者コラボをなさるということで、伺いました。

活け花とお料理のコラボという企画を見て、これからは、こうした様々な組み合わせで新しい可能性を拓いていく時代なんだなぁと感じました。

お隣の席はちょうど28プロジェクトの年齢に近い女性だったのですが、この方の経歴がまた興味深かったです。

医学部を卒業してから、アメリカの大学院で政策を学び、今は診療の傍ら、外資のコンサルティング会社に出向し、日本の医療政策について提言を行なっているそうです。

これは生徒にも話したことがありますが、彼女と同じ医大の出身で、プロアスリートとして今も活躍、その両方の力を活かして起業している人もいます。

また、昨日のブログでご紹介した梅澤さんは、大学卒業後は音楽の道に進もうと、バンドを組んでツアーしていたとのこと。

大学受験時には、文系、理系を意識しますが、今は大学もその先の職業も、様々な学問分野にまたがった世界が広がっているのです。

28プロジェクトは28歳の未来から逆算して、中高時代からライフプランを描いていくものですが、実際、卒業までに将来の仕事が決まる人も、その通りの人生になる人も、多くはありません。

しかし、今と未来が繋がっていることを意識することで、視野が広がり自分の方向性を意識することはできます。そうして一歩踏み出すことでアンテナが立ち、情報もスキルもついてくるのです。

準備は大切。一方、未来には私たちが経験したことのない世界が広がっていることも知り、様々なことにチャレンジしていってほしいと思っています。

*チェンバーオーケストラ部は、明日、保護者向けの発表会を校内で行います。

Nフレンズサマーフェスタも校内で実施しているため、発表はNフレンズの方も鑑賞できます。

日時 7月17日(日)12:00開場 12:30開演
           14:10終演
           14:20~15:00保護者会

場所 講堂 

*明日のNフレンズサマーフェスタでは、11:20~スピーチさせていただきます。本校の説明というよりは、私学受験の参考になるようなお話を用意しています。

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