中間テスト一週間前・英語の話
今日から中間テスト一週間前です。
1年生は初めての定期テスト。
ある卒業生が、「小学校のテストと同じに準備しないでうけたら0点だった」と言っていましたが、どんなに遅くとも今日からは、か・な・り、勉強しないとね。
(あ、名誉のために補足すると、この卒業生、3年生から心を入れ替えて3週間前から勉強して、2年後には100点取れたそうです)
放課後の校内でもあちこちで勉強している姿が。
この間は、1年生がアメニティーで額を寄せ合って勉強していたので、のぞいてみると数学と英語でした。積み重ねが大事だから・・・なんて。
数日前、2年生の教室をのぞいてみると、若手の授業。後ろからそっと中に入ると、私に気づいた子が反射的に
「あ、こんにちは」と言うと、伝染して
「こんにちは」 「こんにちは」 「こんにちは~」と口々に。(授業中は挨拶しなくていいから)
そして、ささやき声・・・
「あ、○○先生緊張してる」「なんか授業参観みたい」「親子って言っても違和感ないよね」 (失礼しちゃうわね!事実だけど。)
お邪魔になりそうなので、早々に退散しました。
*『保育英語検定』のご案内をいただきました。
国際化に対応できる幼稚園教諭・保育士の養成を目的とし、2010年にできた試験だそうで、英語圏の幼児教育施設などで使用されている日常会話を基に構成されています。
テキストを図書室に置いておきましたので、興味のある人は見てみてください。「前を向いて」「噛んじゃダメよ」など、幼児にかける言葉がならんでいて面白いです。
保育にも英語の時代なんですね。
なお、今回、お試し受験ということで、「品川女子学院関係者」と申し込み書に書けば無料で受験できるそうです。(卒業生、ご家族でもOK)
そういえば、ある卒業生の話。(幼児教育の後に恐縮ですが・・・)
留学後、「英語力」と「動物好き」の両方を活かした仕事をしたいと考え、アメリカでペットシッターの資格を取り、今は、外国人家庭のペットシッターをしているとのこと。(ワンちゃんに「噛じゃダメよ」と言うときも英語なんでしょうね)
英語を公用語化する企業も話題になっていますが、先日、その一つで品川にある会社の経営者とお話しする機会がありました。
「うちは、基本的に技術系の会社なので、最先端の文献はすべて英語。・・・・英語公用語化を発表したら入社試験を受けてくる人のタイプが変わった。・・・・将来的にこの効用は計り知れないと感じている」とおっしゃっていました。
ことし、新卒の卒業生が入社しているので繰り返し名前を言って、くれぐれもよろしくと伝えました。(よろしくっていうのは、品女卒はタフだからどんどん仕事ふってね。という意味です)
就職試験でも卒業生が、「海外勤務になってもいいかと聞かれ、中高時代から海外研修の経験があるから抵抗がありません。と答えて合格できた」と言っていました。
在校生が社会に出る頃は、今より広い職種で英語は「スキル」というよりは「当たり前」という時代になっているのかもしれません。
毎日の授業、予習復習、小テスト・定期テスト・・・その一歩一歩が、生徒達の未来の仕事に繋がっています。