卒業生の就職活動支援セミナー②
昨日の続きです。
白ばら就職情報交換会の第二部は、先輩卒業生から直に話を聞くパネルディスカッションから始まりました。
「昨日の16時から働いてるんです」と24時間寝てないのに駆けつけてくれた人、会社で自分の作成した提案書類を持ってきて見せてくれた人もいました。
「就職活動へのアドバイス」「面接のエピソード」「就職活動中の自分軸」「入社してからのギャップ」「仕事のやりがい」などの質問に答えてもらいました。
来られなかった就職活動中の卒業生のため、メモしたことを箇条書きで紹介します。
*就職活動へのアドバイス
・志望のきっかけは、出身大学の集まりでその会社の支社長に会い、「インターンシップをさせてほしい」とダメもとでお願いしたこと。そこでの1ヶ月の職場体験を通じて心を固めた。お願いして断られたらどうしようとか、恥ずかしいとかいう思いはあったが、「やらない後悔よりやる後悔の方がいい」と思った。「飛び込む力」を大切にして欲しい。
・2年生のうちは、目の前にある好きなこと、大切なことに集中し、これだけは負けないということを作っておく。私の場合は、卒論に向け、ひたすら勉強していた。それが就職活動にも転換できる。
・2年生の時、インターンシップを一ヶ月体験した。それまで、「何で働くの?仕事って楽しいの?」と思っていたが、職場体験は自己分析にもつながるし、「自分の会社が好きで働く人はイキイキしている」ということにも気付き、就職活動の軸ができた。
・3年生では、就職活動がつらくて逃げたくなることもあったが、好きなことなら頑張れると思い、「就活もバケーション」として楽しもうと考えた。ホテルが志望だったので、系列ホテルを回り、ロビーで一時間座って観察した。見ていると、あのサービスはおかしいとか、個々の動きはこうなのかとか色々なことに気づき、面接に活かせた。
・先の読めない不安があった。受験は偏差値が出て自分のポジションが分かり、これだけやったらこうなると読め、努力が報われる。就職試験は、何を基準に選んでいるのかも分からない。それでもまず動いてみる。
・人に感動を与える仕事がしたいとマスコミ志望だった。就活中、家の売買をするだけかと思っていた不動産業が、街そのものをデザインするなど、感動を生み出す仕事だと知った。仕事は外からは見えない範囲が大きい。どこでも理想に向かってやれることはある。
・金融だけはイヤだと公言していたが、「この人の元で働きたい」と思える人に出会って就職したのが金融だった。今は充実している。仕事はやってみなければわからない。はじめから食わず嫌いで受ける会社を限定しない方がいい。
続きは後日。