2008/11/4 火曜日

洋書の読書感想文で一年生が準優勝

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,授業・学習・進学 — 漆 @ 16:40:21

英語科の課題「洋書を読んで感想文を書く」のセンゲージラーニング・ジュニアリーダーコンテストwww.cengage.jp/elt/event/book.htmlで、1年生の滝さんが準優勝を受賞しました。
小学校3年生から高校3年生まで、942名の参加者の中から選ばれました!

学年便りで主任がご紹介しましたが、とってもかわいい文章なので、みなさまにもご紹介しますね。

p1010173.jpg『Bad Dog? Good Dog!』   

 私の家にも犬がいます。オスなのにとても甘えん坊で、ちょっと気が小さい犬です。私は、この物語を読んだ時、ディンゴとうちの犬の仕草などがとても似ていて笑ってしまいました。

少し悪いことをする時は、ちらっと私や家族の顔をうかがい、自分を見ていないと分かると悪いことをしようとするところです。
ごみ袋に入れた生ごみをごみ箱からどうやってかひきずり出し、キッチンにまき散らしたり、靴を玄関からこっそり持ち出して、ベッドの下にかくしたりするのです。

そして「イシシ」と言っているようなイタズラ顔をします。しかし、叱られるとこの世の終わりのような顔をして、「もう二度としません。」とばかりにシッポをたらして謝りに来ます。それを毎日繰り返しています。

ディンゴも我が家の犬と同じように、どうしようもないイタズラ好きかと思ったら、ディンゴには悪いことをする理由がありました。それは家族のためでした。
悪いことをしてでも家族にお肉をあげようとしている所に意表をつかれ、ジーンとしてしまいました。

なんだか今、単身赴任をしている父を思い出しました。父はよく、私たちのお弁当用にとコロッケやハンバーグなどを作って冷凍して送ってきます。家族が喜んでくれることが一番うれしいと言ってくれます。だからディンゴと私の父が似ている、そう思いました。

でも、我が家の犬だったら、家族ができても自分を優先させそうですが。

私は、この物語を読み終わった時、この本の「Bad Dog? Good Dog!」という題名を変えたくなりました。

『Bad Dog?    No,you are good father!』と。

最後の言葉がとても素敵ですね。思わず、お父さんのお仕事はシェフなのかな?と思いましたが違うようです。単身赴任先から家族のためにおかずを作って送ってくださるお父様、なんて素敵なんでしょう。28プロジェクトには「将来のパートナー選び」という項目も必要かも。

*「牛乳で相談だ。」の本校の取り組みが、フジサンケイ・ビジネスアイに出ています。
 http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811030051a.nwc

*明日の産経新聞教育欄『解答乱麻』のコラムでも食育にからめてこの企業コラボについて紹介しました。

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