一年生の宿泊行事③
前日の里山歩きで学んだことをもとに、自然素材で箱庭を作ります。30年後の世界で人間が自然と共生するためには何が必要かを提案します。
素材を採集。
作成中。コンセプトは?と聞くと、「これから考えま~す」という班が多いこと!それって順番が逆なんじゃないだろうか?
そういえば、今年卒業した子が「大学に行ったら、あれこれ考えて中々やらない人が多い。普通まず行動だよね?それから考えるよね」と友達に言っていましたが、もしかして、これも品女DNAなのかも。(あ、それ、普通じゃないからね)
完成。
できあがるとみんなの前でプレゼン。
ミッドタウンが自然に囲まれていたり、食糧危機対策が考えてあったり。
中には「30年後の品女」も。「まわりのお堀は何?」と聞くと、「セキュリティーです」
さて、お昼はバーベキューです。炭の火力が強いのでどんどん焼けてしまい、生徒達は大慌て!
箱庭作りでは、ややチームワークが悪いかな・・・と見えた班も、にわかに一致団結して、焼く人、お皿に盛る人、テキパキと手分けをしています。(やればできるじゃない)
そして、なぜかこういうときに俄然、リーダーシップを発揮する子がいるんです。みんなに指示を出しつつ、自分が熱い鉄板の前で焼き続け、その姿の頼もしいこと!
私は行事の引率が好きなのですが、それは、こうして校内では見られない生徒の様々な面が見られるからなんです。
夜はお楽しみのキャンプファイアーです。この日の出し物のため、夏期講習の合間を縫って(というか、夏期講習より時間をかけて。一日4時間やったクラスもあるとか?)練習を積んできたそうです。
バスの中でも、ダンスのリーダーが「みなさん、大事な話をします。回転の時は足を45度あげてください。ウエーブの時は、自分の出席番号で手をあげてください。」と真剣に打ち合わせ。
雨を心配して、生徒が担任に「先生、雨で中止になったらどうするんですか?」と聞くと、「今はやれると信じてますから考えてません。」
強気です。
そして、願いが叶い、全クラスがダンスを披露することができました。私も日の神様として活躍?しました。(衣装、用意してほしかったわ)
*今週いっぱい学校は閉校期間に入っています。