1年生総合学習『英会話特別講座』
一学期の話題シリーズ、今日は学期末に行なった一年生の総合学習のご紹介です。主任の田口からです。
1年生の1学期を締めくくる行事として、期末試験後の7月15日,16日に総合学習を行いました。
その活動の様子をご報告を致します。15日は『Gaba特別講座』、英会話スクールGabaにご協力をいただき、当日は3人のネイティブの方にお越しいただき、語学に関する講義を受けました。
第一部は全体会、ネイティブの方の流暢な日本語での挨拶からスタートしました。
「かわいい赤ちゃん」と「こわい赤ちゃん」の発音が同じように聞こえて間違えたことや、「ウキウキ」と「ワクワク」が混ざってしまい「ワキワキ」と言ってしまい笑われてしまったこと、日本人の靴を脱ぐ早さにびっくりしたことなど、子ども達が気づかなかった、日本で経験したエピソードを外国の方ならではの視点で子ども達にも伝わるようにわかりやすくお話下さいました。最後に子ども達に向けて「外国に出る前に、まず自分の国についてよく勉強すること。」とアドバイスをいただきました。
今年の3月、修学旅行の引率をした自分にとっては実感!思わずうなずいてしまいました。
3年次での修学旅行は1年生にとってまだ先の事のように思いますが、日々の生活の中で“意識して学ぶ”姿勢を、是非身につけて欲しいものです。そして、第二部は場所を変えて教室での活動です。
クラスごとに3人のネイティブの方に回っていただき直接会話ができるチャンスです。中にはいつもの元気がどこえやら、固まってしまった人、いきなりシャイになっていた人もいましたが、英語係が今まで学んだ語学力で頑張って進行しました。各クラスとも良い雰囲気の中で楽しい時間を過ごせたようです。子ども達の感想(お礼状)を読むと、習ったばかりの「By the way」を使っていたり、最後は「Thank you very much for today.」、「Please come again. 」できちんと締めくくっていました。
中には「本日はbusyな中」とか「直接questionできたのでvery happyでした。」など、かなり英語を駆使して書いていた人もいました。
『語学学習に対するモチベーションを高める』という今回の企画のねらいは達成できたようです。
私は中学の時、英語はテストのためにいやいや勉強していました。高一で初めてネイティブと話す機会があり(そういう時代だったんですね)、「英語は話したり聞いたりするための手段なんだ!」と目から鱗が落ちました。その後、特に勉強時間が増えたわけでもないのに、めきめきと英語の成績が伸びました。単語一つ覚えるにも、テストのためだとすぐ忘れるのに、これを使ってどう話すかと意識するだけで頭に残るんですね。
英語と出会ったばかりの中1が、楽しく英語を学習するきっかけをつかんでくれたらと思い、今回の企画をしました。ボランティアでご協力いただいたGABAのみなさま、ありがとうございました。