2008/3/6 木曜日

修学旅行「成田出発!」

カテゴリー: 行事 — 漆 @ 10:22:44

651.jpg修学旅行現地からアップできました!(今、「技術力のある担任」の部屋でpcの画面を出してもらって打ってます)

写真は成田空港、主任から最後のカツ!が入ってます。200人以上が集まっているのに集団がきゅっと固まってコンパクト、これって団結のいい証拠なんです。

保護者の方も大勢いらしていました。
「こどもはまったく平気なんですが、親が心配で・・・」
「責任者に立候補したり、あれこれどんどん自分からやるようになって、とっても忙しいんですが、品女でいろんな経験してくれればって思ってます」

飛行機が初めての子もいて、離陸のときこそパチパチと拍手がおこったりしてしまいましたが、機内ではこれまでで一番静かだったかも。

10時に消灯、と決まっていて生徒がいっせいに読書灯を消したので、周りのお客様まで静かになってフライトアテンダントにお礼を言われてしまいました。(就寝前の点呼に回っていた係の生徒までいて「班員はみんないますか?」ですって。気を利かせたつもりなんですね。飛行機の中でいなくなってたら怖い)

「先生!目覚ましをトランクに入れてしまいました。どうやって起きたらいいでしょう?」と心配する子も。
(機内のあの状況で寝つづける方がたぶん難しいと思う)

飴が配られると今度は「飴、食べてもいいんでしょうか?」とドキドキ。
(お菓子は持込が厳しいので禁止と伝えてあったのでおびえてました)

かなり、カツ!が効いているようです。

さて、私は事前説明会で生徒に「文化や国民性が違うので驚くようなことがおこる。それはすべて学び」と伝えていましたが、なんと、早速こんなことが!

飛行機は満席、席に座ると、私の横に同じ番号のチケットを持った男性が・・・。ダブルブッキングでした。中学生の団体を連れている負い目もあったのでその方に席を譲り、
「生徒でなくてよかった~。よりによって私に当たるなんてやっぱりうちの学校、運がいいかも」
「あ、でも満席ってことは私どうなるの~?」

最後部の台所とトイレの角にあった予備席になんとか座ることができてほっ。しかし、お礼もお詫びも一言もなし。む~ん。

これで怒ってはいけないんでした。こちらの方は本当におおらかで、小さいことは気にしない、「終わりよければすべてよし」なんです。

生徒にはあとで、これを話題に「このくらいはレベル5のうちレベル0,5くらいだから、何があっても驚かず学びと思って。でも、悲しい気持ちまで我慢すると誤解が広がるから、しっかり主張もするように」と、到着後のあいさつをしました。
(転んでもただではおきない私でした。)

これから始まる旅行の中で、子供たちには多くの体験をしてひとつでも多くのことを学び取ってほしいです。

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