チェンバーオーケストラ部コンサート
昨夜、チェンバーオーケストラ部が品川教会のホールでクリスマスコンサートを行いました。
創部13年目、はじめの頃は人数も少なく、舞台発表は音が合わず、聞いているこちらがハラハラするような演奏でした。
(OGの皆さんごめんなさい。)
その頃を知っている私にとって、こうしてコンサートが開けるようになるなんて夢のようです。
今年は熱心なコーチに恵まれ、かなり上達することができました。
また、5人のメンバーが音楽の本場、オーストリアに演奏旅行にも参加しました。
こうしたクラブに成長したのは、弦を持つのは初めてでも、ただひたすら「音楽が好き」「もっと上手くなりたい」と練習に励んできた部員達の熱い思いがあったからです。
前回のコンサートの時、ニューヨークシティーオペラの指揮者、山田敦さんがクラブの指導と当日の指揮をしてくださるという幸運にめぐまれたのですが、その時、山田さんが「この子達のひたむきさに接することで音楽を始めた原点に戻れた」とおっしゃっていたことを思い出しました。
自分たちの手で一つのクラブを創り、一人、また一人と部員を増やし、10数年間先輩から後輩へと積み重ねてきた歴史が今日の音に繋がっています。
チェンバーオーケストラ部の部員が増えて、いつか吹奏楽部に匹敵するようになったら、「品女オーケストラ」を編成してクリスマスコンサートを開けたら・・・と新しい夢が見えてくるようなひとときでした。
寒い中お越しくださったお客さま、ありがとうございました。
(写真:サンタの帽子でクリスマスメドレー)