中2総合学習「着物のお話し」
今日は中2の学年主任から総合学習の報告をしてもらいます。
中2の総合学習のテーマは「日本を知る」です。
「着物ライフ コーディネーター 津田和壽澄先生 講演報告」
薄紅色の地に美しいカトレアの柄のおきもので登場された津田先生のお姿に、子供達は一瞬で惹きつけられたようでした。
これが津田先生のおっしゃる、きものの「魅力・魔力・威力」なのかを感じ、子供達にもストレートに伝わったようでした。
子供達にとっては道徳の着付けの授業の前に、きもののお話をいろいろなエピソードを交えながらしていただけたことは一番の興味付けになり、また、きものの世界だけでなく、津田先生の生き方、考え方に心をひかれ、特に「14歳で将来の目標をしっかり持っていた」というお話は同年齢の子供達にとって大きな刺激になっていたようです。
中には『今日の講演を聴いて私の将来の夢が決まりました!それは“日本の文化を後世に伝えていくことです!”』と力強く感想文に書いていた人や『“日本人の誇り”というものを真剣に初めて考えさせられました。』という人もいました。
他にも、◆スニーカーよりも草履の方が早く走れること◆きもので普通に自転車に乗っていてNHKの取材を受けたこと◆500円のきものでもきちんと着こなすことができること◆14歳の女の子が一番美しく見えるゆかたの選び方、などなど、面白いお話をたくさんしていただき、楽しい時間を過ごすことができました。
今年、2年生が 『ひとり(・・・)でゆかたが着られた夏』 になることを期待しています。(中2学年主任より)