2017年3月16日

2017NZ修学旅行その4

Filed under: 世界 — 漆 @ 8:58 AM

今日は会議の日。午前、午後と校内で、その後は私学協会へ。各学校、年度末の整理と次年度の準備で慌ただしい時期です。

修学旅行の続きです。

File_000 朝は、登校後、控え室へ。コーディネーターさんに昨日あったことをメモで渡します。
File_000(3)  この日は初日なので、まずは現地校の先生の案内で校内ツアー
File_000(1)  お天気運がよく、今日も晴れています。歓迎セレモニーの時間が変更になったので、その間に他の学校へ。
File_008(2)  こちらの学校では、ちょうど、セレモニーの最中でした。マラヤ(マオリの教会)の前で、現地の生徒と本校の生徒が一人一人、マオリ式の挨拶をします
File_007  お土産に本校の写真。各学校にお世話になる生徒一人一人の名前が入っているので、現地の先生にも名前を覚えていただきやすいですね。
File_002(2)  お土産です。こちらは夏。風鈴と扇子(薔薇の柄です)。上級生が起業体験で作った制服と薔薇のイメージの布で包んでいきました。
File_006(3)  現地校ではお世話をしてくれるバディーの生徒と組み合わせになります。早速、一緒に。
File_005(1)  姉妹校はたまたま休校の日だったので、日本人の生徒でランチタイムです。
File_002(1)  お弁当は質素。作ってくれる家もあれば、冷蔵庫のものを自由に持って行きなさいという家も。
File_004  週末は各家庭でドライブに行ったり、海に行ったり、バーベキューをしたり、ショッピングセンターに行ったり・・・・元気です。
File_001(1)  控え室はそれぞれこんな感じ。
File_009(2)  授業はバディと一緒に通常授業に出るほか、本校の生徒向けの英会話の授業があります。
File_002  ゲームをしたり、自己紹介をしたりして、まずは、英語になじんでいきます。
File_007(2)  三週間が終わる頃にはだいぶ耳が慣れるはず。

そういえば、一日目のホテルステイで、部屋のミニバーに「スープは○○ドル」と表示があったのを「ソープ」と間違えて、「洗面所の石鹸、こんなに高いの使っちゃった!!」と慌てている子がいたとか。

File_006  現地の雑誌を切り抜いてコラージュを作っています。

行事がうまくいくかどうかは、事前の準備にかかっています。今回は特にそれがしっかりとなされていました。教員が生徒を見守り、生徒がほとんどのことを自主的にできるまでにはかなりの時間をとったはずです。200人の生徒が動いて遅刻がゼロというところにもそれが表れています。

セレモニーのために、国家と現地の歌を練習していて、スピーチもよく準備されていました。こちらとの交流は10年以上になるので、校長先生が来日することもあり、私も親しくなっています。

「紫穂子、あなたの学校の子は毎年、しっかりしていて楽しみにしているけれど、今年は特に素晴らしい。」と言われました。英語の先生にも「あなたに伝えておきたいことがある。歌は天使の歌声のようだった」と言われました。マオリの先生も厳粛な儀式の時はいかめしい感じでしたが、生徒が現地の言葉で歌い出す満面の笑顔になり、腕を高く上げてガッツポーズをしていました。

「今年が一番すばらしい」と言われることは、誇らしいことです。なぜなら、その評価や信頼関係は、それまでの先輩達が築いてきたものの上に成り立っているからです。

この伝統を次の学年へとしっかりとバトンタッチしてくれると信じています。