日本を知る活動『能楽鑑賞』
2年生は毎年、日本文化を知る総合学習の一つとして能楽鑑賞をしています。先月行った鑑賞会の様子を主任の田口より報告します。
3月12日の総合学習日、2年生は、品川区にあります喜多能楽堂にて、能楽鑑賞をおこないました。
2年生のテーマ「日本を知る」を締めくくる恒例の企画となっておりますが、今年も中学生にもわかりやすいように「品川女子学院特別プログラム」を組んでいただきました。
観世流能楽師の方による解説や、装束の実演「仕舞」、そして、舞台体験という企画まで用意していただきました。
一生に一度、立てるかどうかわからない舞台上で、さすがに子ども達も緊張気味でしたが、指導が始まると、背筋をピシッとし、短時間の中ですが、「歩く、座る、お辞儀をする」姿が形になっていく様子がうかがえました。また、メインとなる演目「安達原」では、生徒達の席からは古文調の台詞にもかかわらず手元の台本を的確に繰る音も聴こえました。
さらに質疑応答の時間も設けていただき、声の出し方や、能の面についての質問にもわかりやすく丁寧に答えてくださいました。能の謡や囃子方の奏でる音も心地よく、大変贅沢な時間を過ごさせていただきました。
ご来場いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
※写真は舞台体験の様子。希望した生徒6名が参加しました。通常は撮影が禁止されていますが、特別に撮影および転載許可をいただき、掲載いたしました。
