ライフイズテック特別講座
Life is Tech!の特別講座『iPhone アプリ開発体験会!!』と教員研修の報告です。Life is Tech!は経産省のJスタートアップにも唯一教育領域で選ばれている企業でプログラミング教育のリーディングカンパニーです。このご縁が、私が最初の本『女の子が幸せになる子育て』を出版した記念の講演会の時でした。控え室に、二人の若い男性が尋ねてきて、「プログラミング教育の会社を立ち上げたいから相談させてほしい」と言うのです。初対面でしたが、10年後のビジョンという絵を見せられ、その志の高さが心に響き、そこからのおつきあいです。その後、私達もこれを広める場を提供し、一方、本校の生徒がアプリ甲子園に参加するよう場を作ってくれたり、学校で講座を開いてくれたりと様々な形で協力してもらっています。
今年からは本格的に連携を始めていて、この講座と研修もその一環で行いました。
生徒の講座は、Xcode を使用して iPhone アプリの開発を行いプログラミンの基礎を学ぶというものでした。神谷から報告します。
Life is Tech! × 特別講座 × 教員研修
民間のプログラミング・スクールの草分け的存在であるLife is Tech! 社とは、創業以来のお付き合いになります。もう10年ほどになるでしょうか。
これまで、特別講座への協力や、学校外でのLife is Tech! のスクール紹介など、様々な相互協力関係を築いてきました。
今回の試みは、それをさらに一歩進めるものです。
同じく良質な教育を志すもの同士、いいものを共有し合おうという考えのもとに実施されました。
プログラミング・スクールの導入講座を、実際に校内で実施してもらい、希望して参加した生徒は受講者の立場から、見学の教員は教える側の立場から、体験します。
生徒たちは、学校の通常授業とは違った内容・雰囲気の中で、アクティブなマインドセットになれたかなと思います。笑顔が多かったのが印象的でした。
教員は、自分の授業とはまた違った組み立てや仕掛けを見て、刺激を受けたと思います。
Life is Tech! のインストラクターは、メンターと呼ばれる非社員の方々も100時間に及ぶ研修を受けていると聞いて、私も大いに驚きました。
講座後の教員ディスカッションでは、そういった「手の内」を様々共有し、活発な質疑が行われました。
学校だから、塾だから、企業だからと、お互い垣根を高くして争うよりも、風通し良く学校外の様々な方々と交流して協力し合う風土は、本校のいいところだと思っています。
参加した教員からもらった写真です。
講座の様子
アイスブレイクのパスタタワー、教員チーム。これは、考える前にまず行動することが大切と教えてくれるワークです。
シリコンバレーには、「失敗は早く!」という言葉があるそうです。初めての事はやってみないと分からないことが多いです。慎重になりすぎず、まずやってみて、失敗をどんどん修正していった方が、成功に早く近づくのでしょう。