特別講座「かざして募金」(インターアクト)
今日はPTAの集まりが二つ、後援会の集まりもありました。生徒達と同様、大人も文化祭に向かって着々と準備をすすめています。品川ファミリーの絆を感じます。
これは、12月に行う手作り教室のネックレス。私も事前に青いものをいただき、今日のPTAに合わせてつけてきました。とても軽くて肩がこらず、素敵です。 |
インターアクト顧問の佐藤から部活報告です。インターアクト部はボランティア活動を中心に行っています。
先日、アンマンから帰国したJENの木山理事長から8万人の難民キャンプのお話を聞く機会があったのですが、日本の子供達とのあまりの環境の違いにやりきれない気持ちになりました。ある生徒が「自分は恵まれすぎていて社会問題が分からない」と言ったことがありましたが、グローバル社会の中で、今、世界でどんな問題が起きているのかを知ることが日本の子供は足りないことを痛感しています。
今回のインターアクトの活動は日本の中での社会問題の解決につなげようという試みでした。そして、社会情勢の変化で思うような結果を出すことができませんでしたが、こうした体験こそが必要なのだと思います。
インターアクト部では、昨年より継続して、ソフトバンクさんよりご協力をいただき、特別講座「かざして募金」の特別講座を実施してきました。
募金文化が海外に比べると根付いていない日本において、募金文化を広げるためにソフトバンクさんが情報通信会社であることのメリットを活かし、スマートフォンをかざすだけで気軽に募金ができるうに開発された募金アプリ「かざして募金」のPRとその運用についてが1年以上にわたる活動です。
募金アプリの運用面や機能性から関わり、募金を少しでも広めるために水族館でのPRイベントを実施する方向で会議が進んできました。
募金を必要としている水族館・動物園協会に協力をいただき、お年寄りよ子供が集まりやすい水族館でのイベントにターゲットをしぼっていきました。
ソフトバンクさんからの予算もおり、あとは園館の最終決定と日時のみというところまでたどり着きましたが、最後で水族館では実施出来ないという辛い報告がまっていました。
最大の原因は、この春に社会問題になった「イルカ問題」です。ここから発生した社会情勢にダメージを受けて日本水族館協会からの協力をえることができなくなりイベントができなくなりました。
部員達は、これまでも難度も壁に当たっていましたので、今回の社会情勢をうけて気持ちが沈んでしまうと思われましたが、今後は期日をおいて、ちがう角度から募金を広めていきたいと前向きな気持ちになっていました。 また、ソフトバンクさんは今後の募金アプリの運用については、かざす形態ではなく募金を継続的に行えるようなクラウドファンディングの仕組みに近い方向に力をそそぎ、CSR事業として募金アプリの活用をすすめていくとうことでした。