⑩教科イチ押し【博報堂】
春休みになり、今週は春期講習をやっています。
教科イチ押しの続きです。
担当の中村(祐)より以下報告です。
4年生が、広告の最大手、博報堂さんにお邪魔しました。
教科イチ押しでは初めての訪問先です。
高校生に学びの場を、という教育プログラムの一環で、博報堂さんならではのものの考え方や、発想・アイデアの出し方、望まれる人材とは何か、等々、実践を交えての学びになりました。
まず生徒一人一人に「好きなこと」は何かを問いかけ、そこから興味を広げて深めていきます。生徒たちもお互いに知らなかったような新たな発見がある中で、楽しい会話の中に、発想の広げ方のきっかけがちりばめられていることを気付かされました。 その後で、博報堂が手掛けた企画、CM、どんなものを作り出しているのか、のご紹介があり、そのうえで、博報堂が大切にしていること、さらに「人材育成方針」や「働き方」をお話してくださいました。
生徒たちは興味津々。かなり突っ込んだ質問も飛び出して、「聞きたいこと知りたいこと」をたくさんお聞きすることができました。
その後は、博報堂の仕事をプチ体験するワークの時間です。これまでの総合学習で取り組んできた課題解決やデザイン思考に似た感じで、発想を引き出しながら「新しいコンビニのコンセプトを考える」という楽しいものでした。
「『粒ぞろい』よりも『粒違い』」。博報堂さんが大事にしているというこの言葉が、みんなの心には大きく響いたようです。 以下、みんなの感想からの抜粋です。
「好きなものを追求すること、個性を磨くことは楽しそうだとか簡単そうだと思っていたが、勉強と違って決められたことをこなすのではないので、難しいのではないかと思った。それでも自分にしかない考え方や興味を持つことの大切さを知ったので、どちらも追求していけるようになりたい」
「自分の意見の出し方や、そこからの絞り方を学びました。いただいたノートを使っていろいろなことを考えてみたいと思います」
「【常識を壊して考える】というのが、簡単そうに見えて意外と難しかったです」
「個性がとても大事になってくる。自分の長所を伸ばして悪い所も活かせることができればいい、と思いました」
「勉強以外の経験を見る会社が増えているのはとても嬉しいですし、自分の好きなものをつきつめていけるといいなと思いました」