一周忌
昨日は前理事長の一周忌を執り行いました。去年の正月はいっしょに過ごしたなぁ・・・と、去年いた人が、今年はいないというのは、なんとも言えず、寂しいものです。
菩提寺の庵主さんがこのようなお話をなさいました。
「私は30年前に品川高等学校を卒業しました。在学中に創立者の漆雅子先生の学校葬があり、その受付をさせていただいたことを今も覚えています。そして、その後、尼僧道場に入り、そこからの紹介でこの寺に修行に来ました。そのときは、ここが漆家の菩提寺とは知らず、それを知ったときは本当に驚きました。そして、昨年は、邦臣先生の葬儀を勤めさせていただくことになり、深いご縁を感じています」
と涙ぐんでお話しなさるので、参列者も涙を浮かべていました。2代の庵主様が続けて他界されたさめ、今の若さで由緒ある寺を守る立場になったのですが、本当に不思議な縁だなぁとあらためて感じました。
戒名には校歌の言葉「清く明るき徳と知識の」なか四つの文字が使われています。
昨年の品川ファミリーには本人の書いた原稿が載っていましたが、今年は追悼文が載せられています。在校生と芳葉会に登録している会員に配られます。