2017年3月27日

⑩教科イチ押し【神奈川県弁護士会】【江戸東京博物館特別企画展】

Filed under: 授業・学習・進学,社会 — 漆 @ 5:07 PM

教科イチ押しの続き、引率の藤川からの報告です。

神奈川県弁護士会 弁護士 田原恵様

教科イチ押し見学会ということで、4年生12名、5年生4名を引率して、横浜にある神奈川県弁護士会で弁護士の田原恵先生にお話をうかがいました。当日、天気はよかったものの、風が非常に冷たく、現地の正門前で集合させているときに、生徒の口々から「寒い寒い」という声が聞こえてきましたが、あいにく電車遅延等で遅刻してくる生徒がいたため、集合時間を少し超えた時間まで待って建物に入ることになりました。

写真一部(4/5年)会議室に通され、田原先生とご挨拶をし、さっそくお話をうかがうことになりました。
まずは、生徒1人1人に自己紹介とこのコースを選択した理由を確認し、その後、適宜生徒を当てながらお話をしていただいたことで、生徒たちの興味関心が常に喚起されていました。事前に質問事項をメールでお送りしていたのですが、田原先生ご自身の経歴や体験談が非常に面白く、終始、生徒たちは前のめりでお話を聞いていました。
特に、先生が理系の大学を卒業され、お子さんを産んでから法科大学院に入って弁護士を目指された、というのは、生徒たちがいろいろと考えるきっかけになったと思います。
自分の進む道をあまり決めつけすぎずに、本当にやりたいことがあれば、実は様々な経験が新たな道でも生きてくることになるので、大学進学等の進路を決めていく際にも、ある程度幅を持って考えていくことが大事だ、というお話をしていただいたときには、私も大きく頷きながらお話を聞いていました。
また、可能な範囲で、先生が担当した案件のお話をしていただいたり、ドラマと現実では弁護士の仕事はかなり異なることを伝えていただいたり、法廷でのちょっとした裏話をうかがったりと、盛りだくさんの内容で、2時間があっという間でした。

集合写真1初めのうちは寒さにうちひしがれていた生徒たちも、先生のお話に終始熱心に耳を傾け、笑顔が多くなっていきました。これはひとえに田原先生の人柄が大きかったと思います。女性が社会に進出していくということの大変さと素晴らしさを知り、生徒がそれを自分自身のことに置き換えて考えるとても貴重な機会になりました。

 

 

引き続き、引率の塩崎からの報告です。

社会科のイチ押し見学先である、江戸東京博物館(http://www.edo-tokyo-museum.or.jpの特別展「戦国時代展 -A Century of Dreams-」(http://sengoku-period.jp)に、4・5年生22名で行ってきました。

戦国時代を網羅的に展示することは珍しいそうです。
朝9:50からの見学でしたが、館内はたくさんの戦国時代ファンで賑わっていました。
人気の作品には列ができていましたが、生徒たちの中にも並んで目の前でじっくり見ている人がたくさんいました。
生徒の感想より:
・毛利元就の書に毛利三本の矢の教訓が書かれていて感動!
参照:http://sengoku-period.jp/highlight.html
重要文化財《毛利家文書 毛利元就自筆書状》
弘治3年(1557)11月25日 山口・毛利博物館蔵
・毘沙門天像:小さかったけど軍神として崇められるだけの威厳があってカッコよかった!
参照:http://sengoku-period.jp/highlight.html
《泥足毘沙門天立像》
鎌倉時代 山形・法音寺蔵
上杉謙信とともに戦った伝説の毘沙門天。
 江戸東京2  江戸東京1-a
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