⑧教科イチ押し【早稲田大学人間科学部】
昨日、修学旅行のショートコースが帰国しました。期末テストも今週いっぱい。あっという間に年度の終わりを迎えていきます。
教科イチオシのつづきは、本校と高大連携をしている早稲田大学です。心理学は、様々な分野でおうようされる学問なので、早稲田の中でも複数の学部で学べる領域です。私も仕事柄、興味を持って学び直しているのですが、文系っぽい響きがあるのに、中味はほぼ数学。統計がマストなので「ルートって何だっけ」からやり直し、偏差値の意味も初めて正確に理解しました。
進路を決める前の段階で、こうして大学の授業を受けられることは、生徒の将来にとって大きなプラスになると思います。
担当の田中より以下報告です。
「早稲田大学人間科学部」と聞いて、場所が分かる方はどれくらいいるでしょうか?
都内にはキャンパスはありません。
人間科学部はスポーツ科学部とともに所沢キャンパスです。今回はこの所沢キャンパスでの教科イチ押し見学会でした。
まずは昼食から。
普段のカフェテリアとは違って大きな食堂で、各々好きな料理を選んでランチをしました。季節限定メニューや、野菜がたっぷりのメニューなど工夫が凝らされていました。
その後、模擬講義です。 今回のテーマは『行動を変えるための心理学』。
心理学とは何のために学ぶのかということを簡単にまとめられたものです。
特に行動分析学に基づいた講義で、「人を批判するだけでなく、どのようにしたら行動を変化させることができるかが心理学である」という言葉が印象的でした。最後はキャンパスツアーです。
大学院生2名が広大なキャンパスを案内してくれました。
特に、スポーツ関連施設は全員が見とれていました。文理選択をして進路の関心が高まり、大学へと徐々に目が向いていきます。
さまざまな大学を見て、自分に合った大学を見つけられるといいなと感じました。