2018年8月31日

情報科:特別講座「これから先、僕らが⽣きる「現実」は変わっていく〜もはやSF ではない、VR とAR が実現する未来〜」

Filed under: 授業・学習・進学,社会 — 漆 @ 12:57 PM

夏休みも今日で終わり。明日から二学期です。三大行事の文化祭に向け、生徒達は夏休み中も取材に行くなど、準備をしています。

生徒達の研究テーマを聞いていると、未来の社会に目を向けていることを感じます。

今日はこれから文科省へいきIT教育についての会議に参加します。今週は月曜に高校教育の会議、昨日が国立教育政策研究所の会議、と週の半分、文科省へ通い、最新の情報に触れています。

教育改革の中でも、行き詰まっているものもあり、他の省庁との連携も進んでいるものもあります。

今後は、データによる根拠に基づいた政策が教育行政でも進んでいくことになりました。近い将来この時代が来ると、いち早く準備していたことが活きてきそうです。

さて、そんな未来社会を垣間見る特別講座のようすを情報科の竹内より報告します。

特別講座「これから先、僕らが⽣きる「現実」は変わっていく〜もはやSF ではない、VR とAR が実現する未来〜」

6⽉28⽇の放課後、2〜4年⽣45名を対象に、「VR・AR」をテーマとした特別講座を開催しました。

株式会社Mogura代表取締役社⻑でニュースサイトMogura VR編集⻑の久保⽥さまに特別ゲストとしてお越しいただき ました。

今回の講座は、VR・ARのただの体験会ではなく、変化するVR・AR の知⾒を深め・体験し、未来を考える、という内容です。
ゲストの久保⽥さまから、現在のVRやARでどんな事ができるのか、 どんな世の中になっているのかお話を頂き、「そんなことができ るだ!」と⽣徒からは驚きの声も上がります。

そして、⽣徒のVR・AR体験。 なんと、⽣徒の体験のために、各種VRゴーグルをご⽤意いただき ました。
最近流⾏りのOculusGoは⼀体型スタンドアロンのゴーグル。装着 するだけで各種コンテンツが楽しめます。360度で⾒る映画や、 リモコンを操作してのゲームなどを体験しています。
Mirage Soloは、センサー検知によってゴーグルだけなのに空間内 を歩けます。 HoloLensは実際の空間上に架空の映像を重ね合わせることができ ます。
 (写真はCAI教室にキティちゃんがいる様⼦。HoloLensを 装着した⽣徒には⾒えています)
VR体験をしながら、テーブルごとにワークショップも実施しました。 「現在のVRゴーグルは、電話で⾔うところのショルダーフォンのようなもの」という前提で、で はショルダーフォンがスマホに進化したように、VRゴーグルはこの先どうなっていくのか?とい うテーマでVR・ARの未来を考えました。
最後に、久保⽥さんからこの先VRやARが変えていく未来についてお話をいただきました。 VRはゲームコンテンツが主導していますが、今後VRの進化によって、仮想の画⾯の中でできる ことと、現実空間でできることは重なり合い、そして変化していくのだということを学びました。

お話のすべてが⾮常に⾯⽩く、これからの変化する未来を⽣きる⽣徒たちにとって⾮常に有⽤な機会をいただきました。

▼(参考)株式会社Moguraが運営するVRのニュースサイト「Mogura VR」 https://www.moguravr.com/

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