2007/1/26 金曜日

最近の品川女子学院

カテゴリー: 入学試験 — 広報部長 @ 12:00:00

現在は中学入試の出願受付期間です。広報部としては特別な時期でもありますが、当然のごとく生徒たちは日常を過ごしております。詳しくは『校長日記(携帯電話でも見られるようになりました)』を見ていただけるとわかりやすいと思いますが、最近の活動報告をいくつかいたします。


今週の火曜日は品川女子学院3大行事の一つ「合唱祭」でした。「受験生の方へ」のTOPに担任ブログからの抜粋を、「生徒のつくるページ」に1年生が感想を、「国際交流のページ」には留学生担任からの報告がありますので、こちらもぜひご覧ください。(教員合唱には私も参加いたしました)


本日は国語の特別講座がありました。4年生の希望者対象の講座で、定員は10名の予定でしたが、4年生14人と参加を希望した2年生10人も同席しました。講座のテーマは「『自由』について考える」で、国語の教科書に載っている文章の筆者である内山節先生(哲学者)に来ていただきました。
 以下は募集のために国語科の4年生担当者から4年生に配布されたプリントの文章です。国語の授業の取り組みの紹介にもなると思いますので、転載します。
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さて、このたびは特別講座のご案内を申し上げます。
 これからの国語力にとって必要なことは「読んで理解する」だけではなく「批判的に読む」ことだと言われています。ただ授業を受け、教材を読んで理解するだけではなく、教材から発展的に思考する力が必要になって来るのです。こうした力を養成するためにも、一つの事柄についてより深く考察する機会を多く持つことが重要です。また、一人で考えるのではなく、より深い知識を持った先達との質疑応答を通じて考えることは、新たな視点を獲得し、考えを深めるために大変役立ちます。そこで、今回、授業で扱った教材の発展的な学習の一環として、そのような「考える」授業を企画致しました。
 講座担当は立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授 内山節氏にお願いいたしました。
 国語総合の2学期の授業では、内山節氏の「余暇について」という文章を教材とし、余暇や労働のあり方についての小論文を書きました。今回の講座ではさらにこの内容を発展させ、労働に対置されている「自由」について考えることにしています。
また、3学期の授業でも「自由」についての考察を行っていきます。内山氏の文章も教材の中に取り入れてありますので、3学期の内容についての考察を深める助けともなると思います。
内山氏は著作活動のみならず、様々な森林再生に関わるお仕事をされていますので、貴重なお話を伺うことができるでしょう。文章の著者に直接お会いしてお話を伺う機会を持つことはなかなかできないことです。授業を通じて疑問に思ったことなどを直接質問できるチャンスでもあります。この機会を大いに活用していただきたいと思います。
 下記の内容・条件をご理解の上、ぜひ積極的に参加してください。 敬具
               記
 ◇実施日時 1月26日(金)4時00分~5時30分(90分)

 ◇担当講師 内山 節 氏
   哲学者 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授 東京大学大学院兼任講師・三重大学兼任講師・東京農業大学客員教授 NPO法人・森づくりフォーラム代表理事・NPO法人・農と自然の研究所理事 他。 現在群馬県の山村・上野村と東京との二重生活、上野村に畑5畝(150坪)森林1ha

 ◇定員 約10名  申込者が定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。

 ◇注意   *講座の内容と通常の授業や成績に関係はありません。
        *何かご不明な点がありましたら、4学年国語担当までご連絡ください。
        *抽選となった場合、友達と一緒に受講できない場合があります。
        そのときでも受講するという人のみ申し込みをしてください。

 ◇申し込み *ご希望の方は、下記の申込書を記入の上、1月20日(土)までに担任までご提出ください。
          期限が過ぎた場合には、受け取れません。
        *保護者印を必ず押してください。黒のペンで記入してください。


明日の夕方はPTA・後援会・芳葉会(OG会)の新年会です。 広報部長 平川