特別講座・聞香(もんこう)
昨日は教科イチ押し見学会でした。昨年から実施している外務省見学に加え、今年から文科省も加わりました。4月から打ち合わせをすすめ、見学の他、国立政策研究所の女性所員5名のみなさんと生徒の懇談の場も作っていただきました。
私はちょうどこの前の時間帯に省内の会議に出ていたので、そのまま生徒と合流しました。女性官僚のみなさんから、高校時代のこと、官僚を志したきっかけ、家庭との両立など、生徒が未来を考える上でヒントになるお話を沢山いただき、終了後も残って質問する生徒の姿がありました。この様子はまた後日、担当からご紹介しますね。
さて、早稲田連携授業はまだ続きますが、今日はちょっと気分を変えて、日本文化の特別講座の様子を担当の横井から報告します。 私も香道を体験したことがありますが、香りを「聞く」という表現が実感できるの落着くひとときでした。
主催してくれた高須さんは本校卒業生。校歌の作詞者である与謝野晶子の話を入れてくれたのも心遣いでしょう。
彼女の在学中にも様々な文化、芸術体験を実施しました。歌舞伎鑑賞のあと、当時の市川猿之助さんが、笑也さんと右近さんを連れて本校まで来てくださり、講演をしてくださったこともありました。
卒業後は、芸術学部に進み、今は起業して映像制作(学校説明会の映像は彼女が作ってます)と日本文化を伝える仕事をしています。趣味の狂言も続けているそうです。私学の文化はこうして卒業生から後輩へと、伝えられていきます。