2、3年生スピーチコンテスト
今月行われたスピーチコンテストの様子です。
これまでは、課題文を暗唱して読むレシテイションだったのですが、今年から2年生は、各自自分で考えた内容で学校紹介をしました。
3年生は、グループごとに作った日本文化のプレゼンテーションでした。
和菓子、歌舞伎、マナー、茶道、お祭り、史跡・・・と様々テーマでプレゼンをしていました。
堂々としたすばらしいプレゼンでしたが、英語の担当者に聞くと、はじめ、自分たちで作ってきた原稿はこんな感じだったそうです。
「Sky Soup」⇒「天つゆ」のつもり。
それがここまでブラッシュアップするまでには、生徒も教員も大変だったでしょう。
これは、修学旅行の学校交流で活用できますね。他の班の発表も覚えて話せるようにしておくと、今後、海外の人に日本文化を伝えるときのツールになるでしょう。オリンピックも来ますしね。
これからはどんな分野に進んでも、「世界の中の日本」にいることを意識せざるを得ない社会になります。英語でのプレゼンテーションの機会も増えていきます。実際、看護師になり、28歳の時、看護師の学会に出て南アフリカでプレゼンをしたという卒業生もいました。
初めてのことは怖いものです。そんなチャンスが来たとき、一歩前に出て手を挙げる勇気を持つのは難しいことです。大人になると間違うことにだんだんとためらいが大きくなっていきます。中学生のうちに、こうした経験しておくことは、そんなとき、チャンスをつかむための大きな自信につながるでしょう。
先日、朝礼でお話をしてくださった、パラリンピアンでオリンピック招致のスピーチで活躍した佐藤真海さんも、「2年前まで英語はそれほどしゃべれなかったが、目標を持ってコミュニケーションしようとしようとしたとき、中高時代に学んだ英語が出てきたと言っていました。
今日の授業で学ぶ単語一つが未来の国際コミュニケーションにつながっているんですね。
*ダイアモンドオンライン連載の二回目です。(こちら)