品女卒はずっと、お若い
先日、大隈講堂の前を通りかかったとき、ふと、
そうだ、ここで健康診断したんだっけ。あのとき、体力測定みたいのがあって、最後に視力のところで、「目もいいんですね」と言われてドヤ顔になったんだ・・・
と、思い出に浸りました。(記憶違いでなければ。なにしろ30年前のことなので)
そんな視力を誇る私、人より早く遠視がやってきて、ずっと耐えてきたのですが、
薬の説明書きが読めない、駅で隣の人に「すみません。これ、なんて書いてあります?」なんて聞かなくてはいけなくなる・・。
とうとう老眼鏡を作りました。
そこで、新たな問題が・・・・
老眼とともにやってくるのがアレですね。
よくコントで「めがねを頭にあげて、めがねを探す人」というのがありますが、その気持ちがよく分かるようになりました。
最近、やってしまったのは、職員室で説明会のDVDを確認していたときのこと。
周りに音がでないようにイヤホンをしたところ、なかなか音が聞こえない。音量を最大にしてやっと聞こえるなぁとしばらく聴いていて、やっぱり変なのでイヤホンを外すと・・・・。
す、すごい音!
イヤホンのコードを間違ったところにさしていたので、消音になっていなかったんです。聞こえにくかったのは、イヤホンが耳栓の代わりになっていたからなのね・・・・。
隣から、「いや~、いつ言おうかなと思ってたんですよ~」
早く言ってよ!
先日、ある卒業生と話していたときのこと。
華道教室と保育園を経営している方です。文化庁から子供の活け花教室をやってほしいと区に依頼があり、区内の華道家が頼まれたそうなのですが、結果として、教室を開けたのは自分一人だったという話です。
「どうやって開催したんですか?」と聞くと、
まずは、自分の作った盆栽を手土産に、昔、PTAをやっていた地元の学校に行き、校長室を訪ねた。そして、日本文化は大切ですよねという話をし、盛り上がったところで、おもむろに「体験教室のポスターを貼ってもらえませんか?」と依頼。その結果、多くの子供たちが集まったそうです。
「やる前にあきらめる人が多いの。私は、まずやると決める。そうすると、やり方は何とかなるもの」
「決めたらやり通すくらいの気持ちはまだあるのよ。ただ、ボケがね~」
来年、90だそうです。
品女卒はいつまでも「お」若い!
在学中は、愛を込めて私の曾祖母(漆雅子)に「ござんすばばあ」とニックネームをつけていたそうです。
確かに、おばあちゃん、江戸弁でよく○○ござんすって言ってました。仏壇に報告しておきますね。