校長日記

2010/1/28 木曜日

今年の合唱祭は、何かが違っていました。いつも涙ありの感動行事ですが、今年は特に一段階段を上がったような感じをうけました。（去年参加できなかったからではありませんよ。色々な方から｢先生、今年はインフルエンザにかからなくてよかったですねぇ｣と言われましたが。）

	受け付け開始。保護者、卒業生、品川ファミリーの皆さんが続々と入場します。（ゆうぽうと）
	舞台裏。合唱祭実行委員長と副委員長。本校の行事は生徒が中心となって企画運営していきます。
	各クラス、演奏の前にコメントを述べます。中1はういういしく、高等部になると、歌詞の解説など高度になっていきます。
	中等部の発表も今年は各学年レベルが高かったです。中1も上手でした。（指揮者など、中1は「三角指揮」になることもあるのですが、今年は思い切り感情を込めて振っていて歓声があがるほど）2年生も、去年からぐっとレベルが上がった感じ。
	3年生、4年生は音の美しさだけでなく、歌詞が伝わってくる歌い方になり、5年生の歌は、歌詞に込められた感情が胸に響いて思わず引き込まれました。
	休憩時間。後半が高等部なので、この時間も惜しんで練習しています。
	生徒の発表が終了し、審査を待つ間に、留学生の発表。今年は実行委員が一緒に歌いました。
	お待ちかね、教員合唱。（校長は真ん中でといわれたのですが、練習不足で上手な人の隣でないと音が取れないので身長順）

帰りに、あるお母さんから、｢とうとう、合唱祭も最後になりました。卒業したら、うちの子、『自分ほど品女を愛している人はいないから教員で戻る』って言ってますから、いつか先生の横で歌いますよ｣と言われました。

その後、私の挨拶。（委員から、「先生、今年はもう審査結果出てますから、無理に引っ張らなくていいです｣と言われました。）

	審査員の先生から講評をいただきます。（審査は校外の専門の先生方にお願いしています。コメントは全国合唱コンクールの審査もされている先生から。｢全国コンクールと同じレベル。品女の歌にはあたたかさがある。こんな学校あるかしら？この学校は明るいねぇ｣とお褒めの言葉を。生徒達、大喜びです。さて、どのクラスにも賞をあげたかったのですが・・・いよいよ発表。
	自分のクラスが取れなくても、受賞クラスに惜しみない拍手がわき起こるところが本校のいいところ。
	受賞クラスの責任者が壇上に上がります。泣いたり、笑ったり、感激もひとしお。伴奏者、指揮者の賞もあります。
	委員長からの挨拶で今年の合唱祭も終わりです。（私は、今年は感激しすぎて理事長から「絶対忘れるな」と言われているお客様への謝辞を忘れてしまったのですが、委員長が、｢私はここで感謝をしたい方々がたくさんいます・・・｣と、しっかりお礼を言ってくれました。もう、お任せしま～す）