2010/1/29 金曜日

スピーチコンテスト・ケアレスミスの防ぎ方

カテゴリー: クラブ,その他,受験生,行事 — 漆 @ 17:55:06
speech1.jpg 水曜には1年生のスピーチコンテストが行なわれました。クラス代表になった生徒が学年全員の前で発表します。

speech3.jpg表彰式。みんな熱心に準備をしたためかなりの接戦!悔し涙を流した人もいるようです。

陸上や競泳のレースでなく、ジャッジが入るものに関しては、自分の順位に納得がいかないこともあると思います。

私は、高校生のとき、合唱祭で自分のクラスの順位が低かったとき、悔しくて、「うちのクラスは嫌われているんじゃないか?」とまで思いましたが、あとで、録音されたテープを聴いてみて、あらら・・・と、客観的になれたことがあります。

これ、↓ 人から聞いた話です。

イチロー選手が、あるピッチャーとの対戦で何試合もヒットが打てなかったとき、
「あのピッチャーは、イチロー選手にとって苦手なピッチャーですか?」と、聞かれ、

「いえ、そうではないですね。彼は、自分の可能性を引き出してくれる素晴らしいピッチャーです。だから、自分も力を磨いて、彼の可能性を引き出せるバッターになりたいですね。」
と答えた。

「自分に起った出来事をどうとらえ、どう活かすか」によって未来は変わってくるのでしょう。

*本日は放課後、中等部1~3年生を対象に漢字検定が実施されます。こちらは、自分との戦い(?)

*明後日、31日(日)バスケット部が品川区冬期大会に出ます。(戸越台中学校で9時から。部員の保護者とOGの観戦可)

さて、今日は、ケアレスミス対策について。

入試のボーダラインは一点刻みに受験生が集中します。自分ではできたつもりでも、思わぬケアレスミスで得点を失っている場合もあります。去年の過去問をもう一度見て、設問の指示を確認しておくと予防薬になります。(大学入試でも同じことが言えます)

以前、何度言っても同じケアレスミスを繰り返す生徒がいました。居残り学習のとき、回答中は鉛筆をほぼ持ったままで大事なところに線を引きながら読むようにさせたところ、かなり改善されました。

■ 設問の大事な指示には線を引きながら読みます。

・文字数の数え方は?(句読点や「」など数える指示、数えない指示があります)

・「合ったもの」を選ぶのか「間違ったもの」を選ぶのか?(私はこれで、すべて分かっていたためにそっくり15点落としたことがあります)

・記号で答えるのか文字で答えるのか?(分かった!と慌ててそのまま答えたら、記号だった。もったいないです)

・「抜き出し」「文中の言葉を使って」「自分の言葉」同じことを聞かれていても指示によって答え方が違います。(これも、分かった!というときがうっかりしやすい時)

・抜き出し問題で、「最も適当な部分を」「具体的なものを」「一文で」などという指示があったら、もしかすると、文中に他にも内容的に解答に近いものがあるかも。うっかりそちらを選ばないように。(こうした指示によって答えを限定させようとしている場合があるのです)