2008/7/23 水曜日

起業体験プログラム

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,行事 — 漆 @ 13:58:40

夏休みに入り、今は保護者面談期間です。(本校では生徒面談を年5回、保護者面談を2回行っています。)

明日からは、夏の講習が始まります。

そして、私は中2と一緒に新潟へ。帰ってきたらご報告しますね。

さて、夏休みの期間も生徒達は文化祭準備、頑張っています。今日は、高等部様子を担当の春日からご紹介します。

7月16日16時から文化祭・起業体験プログラムの一環として設立登記が行われました。
設立登記とは、4,5年生の各クラスが文化祭で株式会社として、物品販売や飲食物の販売を行うために、株式会社として正式に発足するための作業です。

11.jpg

専門的な知識をお持ちの保護者の方おふたりと、本校の起業体験プログラムにご協力くださっているNTVP(日本テクノロジーベンチャーパートナーズ)の皆さんにご指導いただき、VC(卒業生が投資家になっています)の出資額から一株あたりの値段を計算し、VCやクラス全員の分の株券を発行したり、投資契約書や定款を作成したりしました。

 10.jpg監査役の担任の先生からもサインをいただき、作成が終わると「白ばら祭登記所」である保護者の方やNTVPの方の確認、承認を経て、正式に株式会社発足となります。
発足すると、登記所の皆様が拍手をしてくださり、はじめは設立登記がなんなのかよくわからなかった生徒も徐々に自分たちの作業の大切さを理解し、最後には株式会社をおこす重みの一端を感じることができたと思います。

このような経験がいつか生徒の人生に役立っていくことを願っています。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(当日は、念のため生徒会教員が頭取(!)である「白ばら祭銀行」が、出資額が足りないクラスにシャーペン1本を担保としてお金を貸す準備をしていましたが、今のところはVCからの出資額で間に合っているようです)

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