2008/7/14 月曜日

着付けの授業

カテゴリー: 28プロジェクト:日本 — 漆 @ 17:20:15

中2の総合学習テーマは「日本を知る」です。

津田和壽澄(かずみ)先生から、着物の文化のお話し(6月24日のブログでご紹介)を伺った後はいよいよ実践!「浴衣着付けの授業」を3回シリーズで行いましたので、ご紹介します。

授業の開始です。Tシャツ、短パン姿で作法室に集合。学校で人数分用意してあるのですが、今年は、Myゆかたを持参する子が目立ちました。(自分のものだと、たたむとき「い草のくずがつく~」とクレームが多いこと!生徒のみなさん、学年主任は、毎時間、授業の前に掃除機かけてたのよ。)

 kitukerekutya.jpg

今回の着付けのゴールは「浴衣を“品よく”着る」です。
「かっこよく着るコツ」「品よく美しい所作」を伝授されました。どうしたらいいか迷ったときのポイントは「相手への思いやり」着物のルールやマナーはすべてこの思いやりから成り立っています。こういう言葉は心に響くのでしょう、2回目からはコートのようにガバッ~と羽織らず着ていました。(えらい!)

スリムにスタイリッシュにしかも着崩れず着る裏技も習っていますので、この夏、お母様方も是非ご一緒に「美しく」着てみてください。

 <クラスの週番日誌より>

「着付けの授業でいろいろ知ることができてよかったです♥」
「今まではお母さんに着させてもらっていたけれど、これからは自分で着ようと思った♥」

 <担任ブログより①>

「もうしばらく着ていたい」「ゆかたのまま帰宅したい」など無茶な声も上がりました。
この夏は花火や盆踊りなどで、ゆかたを着てみてください。いつもの夏とひと味違った夏になると思います。(海外に行く際にゆかたを持って行くと、国際交流のきっかけになるかもしれません。) 

   kitukeryuugakusei.jpg 

 ↑ 留学生も一緒に。

<担任ブログより ②>

(写真と写真のコメント挿入は私なので他のクラスも混じってます。写真載せるワザ、早く覚えてね。)

今日(第1回)、Lesson1:浴衣をピシリと着ようです。

腰ひもは、「ウッ」というまで腰骨上あたりで結ぶだったかな?津田先生の「ウッ」という声が印象に残りすぎて…。全体的に着付けの様子を見ていると楽しそうにやっていました。自分で浴衣を着られるようになろうという姿勢も強くあったと思います。

津田先生からポイントごとに手順良く指導していただいたおかげで、うまくできたと思います。(まわりにいたスタッフ~も良かったから)このクラスは、覚えが早い!と褒めてもらいました。細かく生徒の様子を見ていると面白いところがわかります。

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浴衣を着るときや片付けをするときなど…。途中で学年主任も性格が出るな~と言っていましたが、その通りなんですよ。新しい発見です。

<担任ブログより ③>

今日は、4時間目の「着付け」ですね。Lesson2「半幅帯を一文字に結ぶ」です。

11:40開始までに、ほぼ準備が完了。津田先生に「よろしくお願いします」の挨拶。最初に、前回習ったことを復習して、各自で着てみましょう!「はじめ!」の合図で生徒が一斉に着始めました。

ん…。なかなか覚えている生徒は覚えているぞ!まだまだ、人の手を借りないと着ることができない生徒。その場で、モジモジしている生徒も…。それでも、先生や生徒同士で助け合いながら前回まで習ったところまで全員が完了。「ふっー。」これからが、今日の本題に入ります。「半幅帯を一文字に結ぶ」ですね。私が見た感じ結構自分たちで結べていたかなぁ~。僕も生徒や留学生に教えられましたから…。帯を最初に「ギュッ」という感じのフィット感を感じて欲しいと言っていましたね~。(確か?)

kitukekamitani1.jpg教員も帯結びを教えられるようになります。(女子校の男性教員って多才でないと務まらないんです)

帯が結び終わると、まぁ~「カワイイ」「かわいい」と言いあってます。帯が可愛く結べているんで…。ね?全員揃うと、蝶々が飛んでる感じがしましたけど。良くみすぎでしょうか?前回同様に、うまくできたと思います。来週最後は、浴衣を着て記念撮影まで行います。

kitukesyuugou1.jpg

<おまけ>今日は、校長先生も着付けの授業に浴衣を着て参加してくれました。いろいろ手伝ってくれました。浴衣姿で生徒の中に入ると校長先生がどこにいるのか?探すのが大変です。浴衣は恐ろしい30歳も若返る!津田先生のトンボ玉、良かったな~。

kitukewatasi.jpg♥30歳若返ってるかしら・・・。

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