卒業生の出版した本
先日、卒業生から著書を送ってもらいました。
『メールしかできない人でも分かる!女性のためのブログ講座』(高陵社)です。
卒業以来会っていなかったのでとてもなつかしく、こんな本を出すまで立派になったんだ~とうれしくて連絡をしました。早速、返事があり学校を訪ねてくれました。生徒だった頃のこと、その後のこと、話が尽きずあっという間に時間が経ってしまいました。
彼女はちょうど本校の目指している28歳+ちょっと。こうして社会で活躍している姿に出会うことが私にとっては何よりのエネルギー源になります。
印象に残った言葉を後輩の皆さんにお伝えしますね。
◆学校は、がちがちでなく自由な雰囲気だったけれど、みんなこの学校が好きでここにいたいので、はずれることがなかった。当時は渋谷などに行くと危ない時代で、そこには悪くなってしまった女子高生などもいたけれど、交じらずに品女の仲間と楽しくすごせてよかった。
◆社会に出ると人とのつながりの大切さ分かる。沢山の人に支えてもらった。
◆出版のきっかけはブログを3年やってみて、いろいろと危険なことがあったから。初歩から学べる本がなく、本を書くような人は、自分と同じようにみんなが分かってると思っていて限りなく難しいことばを使ってしまう。出版社に行き、それに気づいてもらう時間がかかったがようやく出版することができた。
◆男女はもともと違うから、男性に勝とう!とか言うのでなく女性の良さを活かして社会に貢献したい。母校の話をするといい学校ですねといわれ誇りに感じる。後輩の見本になれるような女性になりたいと思っている。
*彼女のブログhttp://kae.arekao.jp/4月20日のところに、この日のことが載っています。
(写真:アメニティースペースで。「校内を歩いていると、生徒がみんなにこやかで気さくですね。年代が違ってもどうして雰囲気がかわらないんでしょう?」と言っていました。)