2016年3月31日

5年生総合学習 栄養と健康の講演

Filed under: 28プロジェクト,早稲田大学 — 漆 @ 2:29 PM

五年生で行った栄養と健康に関する講演会の報告です。女性特有の健康に関わる問題も早めに知っておくことで28歳の未来から逆算することができます。

そんなお話をしていただきました。担当の白石よりご紹介します。

早稲田大学総合研究機構研究院教授で産婦人科医でもある福岡秀興先生をお迎えして、女性の身体に特化したお話をして頂きました。

福岡先生講演

この年代の女性が行うダイエットがどれだけ危険なことであるかということ、自分はもちろんのこと自分の子供や孫にまで影響を与えるという衝撃的なお話も出ました。
具体的なデータを用いて、出来るだけ分かりやすくお話しいただいたと思います。

「女子生徒の栄養健康は何よりも重要なことです。
皆様が健康栄養に気をつけて、学校生活を送っていただければと願っています。」
と先生は仰っていました。

生徒の感想を数名分紹介致します。

・子供を産むことが出来るのは女性なので、自分の体を大切にしたいと思いました。無理なダイエットは体を悪くするとは聞いたことはあったけど、実際にどれだけ骨がもろくなっているかを先生から聞いて想像以上でした。毎日の食事は自分の体に直接関係しているので、偏った食事はとても体に悪く、将来の健康にも悪いときいて、今からでもバランスの良い食事を心がけようと思いました。

・食生活が大事、栄養バランスが大事とよく聞きますが、ここまで私達の生活に関与しているとは知りませんでした。食事をするときに講演を思い出すようになり、朝食を重要視するようになりました。とても身近で今日からでも直せる栄養・健康ということに対して理解が深まりました。

・ダイエットをすると、骨密度が小さくなることを初めて知りました。朝食を食べないことが多かったのですが、これからはしっかり毎日食べようと思いました

私も一緒に聞き、生徒の感想もすべて読みましたが、女性目線から以下の感想も加えておきます。

・一日があっという間で、一回の食事も栄養のことを考えずに済ませてしまうことも多く、今の食生活が一生に影響すると教えていただき、危機感をおぼえました。

・最近太ってきたのでやせなければと思っていたのですが、先生のお話を伺ったあと、BMIを計算したら18.5でした。このままダイエットをしていたら将来どんな影響が出たかと恐ろしくなりました。

・骨を作る時期がこんなに短いと知って驚きました。

・今の食生活と更年期障害が関係するとは思っていませんでした。

・先生の講演のあと、自分の食生活を見直しました。

・将来自分が子供を産むとき、自分の身体は一人のものではないので今からしっかりとそのことを自覚して大切にしたいと思います。

 

« 前ページへ