2018年10月27日

品川カブ!大学出張授業⑩【青山学院大学経営学部経営学科】SBP発表会

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玄関前に大量の大根が!と思ったら、1Eが文化祭で発表した品川カブでした。生産者の方が送ってくださったそうです。クラスでも栽培中とのことで、文化祭後も活動が続いています。

大学出張授業のラストです。担当の名越より以下報告です。

青山学院大学経営学部経営学科 矢澤憲一先生
「会計学の魔法」

初めに、生徒たちに「会計」とはと言う質問がありました。生徒たちは、一応に知識があったのか、原価がどうだとか、利益がどうだとかと答えていていました。
矢澤先生もお子様に「会計」とは何かを質問した時どんな答えを出したかのお話をされました。小学3年生のお子様は、お寿司屋さんお会計からヒントを得て、勘定=会計と答え、小学5年生のお子様は、売価と原価の違いまで答えたということでした。そこで、会計とは何かを具体的に話し始めていただきました。

矢澤先生は、現代版三種の神器を「英語」「IT」「会計」と定義づけ、いかに会計が大事かを話してくださいました。

企業やビジネスの世界では、「会計は計算」・「会計は説明」・「会計はコミュニケーション」 と分析され、企業の全ては会計から見ると全てがわかる。つまり、会計はビジネス言語であり、会計を使いこなす力(会計力)はビジネスにおいて不可欠だと言われました。

また、会計の基礎である「損益計算書」「貸借対照表」の説明を軽くした後、具体的に大手鉄道会社や世界的な企業と日本の企業をから「損益計算書」や「貸借対照表」を用いて比較し、イメージではわからない、財務的裏付けから、健全な経営をしているか、規模がいかに大きいか数字の面で理解をするのがどれくらい重要かを教えていただきました。

最後に会計と言うメガネを通して物事を見ると、企業の未来を見ることが出来る。つまりは企業の将来を見ることができる。また、この会計という学問は女性にとても向いているのではと言われ、会計を学ぶことで、自分の未来にもつながるかもしれないと、まとめていただきました。5年生の中には、起業体験ですでに会計の大切さを少し学んだ生徒もいましたが、。4年生・5年生ともに、今一度会計という学問、そこから広がる経営学というものの面白さを教えていただき、とても充実した時間でした。

 

今回はミスチルやサザンへの楽曲提供などで皆さんご存じの世界的音楽家、小林武史さんに基調講演をお願いすることが出来ました。福島高校など本校以外の高校生たちによる発表もあります。保護者の皆様にも是非ご参加頂けるよう、案内を配布しましたのでご確認ください。*1月17日(土)、第8回ソーシャル・ビジネス・アイディア・プレゼンテーションを下記のとおり、開催いたします。

【開催概要】
テーマ:    レジリエンス -しなやかに超える力 / 次世代を拓くソーシャル・ビジネス
日 時:       11月17日(土)14:00~17:00(受付開始13:30)
■プログラム
【第1部 基調講演 14時10分~14時50分】
プレゼンター:
小林 武史 様 (音楽家、OORONG-SHA代表取締役社長 ap bank代表理事、Reborn-Art Festival 実行委員長)
「震災から - Reborn - 再生するマチ・ヒト・コト」
被災地のなかでも特に津波被害の烈しかった宮城県石巻市沿岸部。震災後まもなく支援に赴いたアーティストは、復旧・復興のその先に「再生」のビジョンを描いていました。2017年夏に51日間開催された「Reborn-Art Festival」は、その地域ならではの「アート」×「音楽」×「食」が創出され、目標を上回る26万人が来場。 2019年夏には、再び本祭を迎えます。
未曾有の被害を受けたコミュニティはそれ以前から少子高齢化などの課題を抱え、2040年には人口が半減するともいわれます。厳しい環境のなかで生まれ変わる地域に価値とつながりを再生し、未来を創造するプロジェクト実現へのストーリーを語って頂きます。
【第2部 学生の部 15時10分~17時00分】
高校生たちが、様々なソーシャル・ビジネスのアイディアを発表し、ご来場の皆様に様々なアドバイスを頂く場です。
発表予定校(予定):
福島県立福島高等学校
聖光学院中学校高等学校
品川女子学院高等部
上記のプレゼンテーションとは別に、高校生によるポスター発表も実施予定です。
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