2015年7月3日

第1回リーダーシップの講座

カテゴリー: SGH,SGH活動 — SGH @ 9:54 AM

リーダーシップ講座の第一回は昭和女子大学キャリアカレッジ学院長の熊平美香様に講演に来ていただき、まずリーダーシップというものの定義から教えていただきました。

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リーダーシップとは、自分の言葉や行動、存在を通して、自分以外の人も主体的に動くようにしてしまう影響力だということです。そして良きリーダーであるための条件や、これまで理想的なリーダー像だとされてきたイメージの誤解についても具体例を挙げて示していただきました。

21世紀の組織は、ヒエラルキーではなくアメーバ的な組織が望ましく、そのためにはリーダーの個性が大切だということです。これからはそういうチームの時代であり、そのリーダーとしては女性が最適であるとも付け加えられ、これは普段校長が朝礼等で伝えている事と正確に一致しているように聞こえました。

その後は、良きチームを作るためのコツについて具体的に4つ示されましたが、最後にパーソナルマスタリー=自分を理解することがとても重要だと言う話で締めくくられました。

品川女子学院の生徒は、グループで活動することがとても多く、班長や何かしらのリーダーを務める生徒も多いと思います。またそのような立場でなくても、組織運営ということに関しては日常的に意識する機会が多いため、他校の生徒よりもリーダーシップということについて考える頻度は高いと思います。このリーダーシップは大学や社会人になってからも非常に大切な素養で、これを体系的に学んでいけるのは非常に素晴らしいことだと思います。

最後に特定非営利活動法人Learning for Allの李様と上野様から、今後の課題と講座の進め方についてお話がありましたが、ともすれば抽象的なイメージで終わってしまうようなテーマを、自分の具体的な生活に当てはめ、課題をこなしながら考えていくことで、とても理解しやすくなるのではないかと思います。

第2回の講座は文化祭が終了した10月から教室でワークショップ形式で進めていく予定です。ぜひともこの機会を有効に活用し、品川女子学院の卒業生なら必ず行うことになるであろう、大学や社会人での組織運営に役立ててほしいと思っています。

(文責 権藤)