2016年2月25日

リーダーシップ研修が行われました

カテゴリー: SGH,SGH活動 — SGH @ 10:55 AM

リーダーシップ研修が行われました

 

リーダーシップ育成を目標に、高校1,2年生を対象に講習が行われ終了しました。

リーダーシップ講座①

リーダーシップは、以前は「先頭に立って集団を率いる」という意味でしたが、グローバルな社会の多様性のある人達や組織中での発揮となると、少し定義が変わり、「他者が主体的に動くようになる影響力」となります。

本校のSGHのプロジェクトとして、グローバル社会のリーダーシップを理解し実践してみる講座が行われましたので、報告いたします。

 

本プログラムは、日本教育大学院大学客員教授(前日本教育大学院大学学長)熊平美香氏の監修により設計され、李炯植氏(Learning for All 事業部長)、上野聡太氏(Teach for Japan 事務局長)以下の2名が指導者として参加し、その団体の指導を受けたファシリテーターと本校教員によるチームティーチングで行いました。プログラムは全4回で、各回の内容を以下のように報告いたします。

 

【第1回】(7月1日 6時間目 1年生学年全体での授業)

リーダーシップの定義について体系的学び、基礎的な用語について概念を確認し、リーダーシップを発揮する場と目標の設定について、計画シートが宿題として課されました。

 

【第2回】(10月14日 6時間目 1年生各クラスでの授業とワークショップ)

提出された宿題を本人に返却し、それをクラスメートと共有しながら、目標をなるべく具体的に設定すべきであることを確認し、リーダーシップ計画シートを練り直しました。その後、部活動などをテーマとして自ら設定して実践し、リーダーシップ計画アクションシートに実践の振り返りを書き込んで提出することが宿題として課されました。

 

【第3回】(11月25日 6時間目 1年生各クラスでの授業とワークショップ)

提出された宿題を本人に返却し、それをクラスメートと共有しながら、リーダーシップ計画アクションシートを見直しました。具体的なリフレクション(振り返り)の進め方を学び、生徒のリフレクション例を共有・評価することを通じて理解を深めました。また、すでに始まっている合唱祭の準備段階のモチベーショングラフを作成し、自らのモチベーションを客観化し、リーダーシップにおける自己評価の役割についても学びました。

リーダーシップ講座②

【第4回】(1月27日 6時間目 1年生各クラスでの授業とワークショップ)

合唱祭期間全体のモチベーショングラフを再度作成して感情の動きを客観的に見つめ、リーダーシップにおける自己評価の重要性を実体験として認識しました。最後にこの講座のまとめとして、講師の方の経験談を聞きながら、リーダーシップを発揮する場について、様々な事例を聞きました。

 

以上