リーダーシップの授業
グローバルリーダーには「自ら課題を見つけて解決できること。」が求められます。このときに、大切なことは、強い意志を持つことと周りを巻き込み仲間と力を合わせて行動することです。
高校1年生では、デザイン思考を、課題を見つけ解決するプロセスとして学び、高校2年生では、強い意志を持って周りの仲間と力を合わせて行動するリーダーシップを学びます。
以下に2014年度のSGHの取り組みとしての高校2年生対象に行われたリーダーシップの授業を紹介します。
本プログラムは、日本教育大学院大学熊平美香教授の監修により設計され、熊平教授より、授業者として以下のお二人が紹介され、本校教員とのチームティーチングを行いました。
・李炯植さん:Learning for All 事業部長
・上野聡太:Teach for Japan 事務局長
リーダーシップは「他者が主体的に動くようになる影響力」と定義されます。
そして、リーダーシップは生まれ持ったものではなく、学んで身につけることができるものでもあります。誰もが、集団の中で自分なりの影響力を発揮することができることを目的として以下の4回の授業が行われました。
実施時期とテーマは以下の通りです。
第1回(2014年10月29日)
:リーダーシップ概論・・・リーダーシップについての基礎知識を学ぶ
第2回(2014年11月12日)
:真の自分とリーダーシップ・・・リーダーシップ計画の策定
第3回(2015年1月28日)
:学習とリフレクション・・・リーダーシップ計画の振り返りと、学習及びリフレクション(内省)の方法の理解
第4回(2015年2月25日)
:対話と創造・・・多様性からの学習とまとめ
複雑化した社会では、集団として問題解決に当たる場合が増えてくることが予想されます。今回の授業では、そのときに、集団の中で自分なりの影響力を発揮できるための考え方について共有されました。
将来のさまざまな課題解決に向けて、生徒達は、この考え方を使って臨んでいくことになります。