2014年12月3日

デザイン思考の授業

カテゴリー: SGH,SGH活動 — SGH @ 10:19 AM

将来のグローバルリーダーに求められる資質に「課題を決定する力」と「自ら考えて解決する力」があります。
本校では、そのような力を身につけるために、「デザイン思考」という考え方、考えるプロセスを学ぶことになっています。

SGHの取り組みとして2014年度の高校1年生を対象に行われた「デザインの授業」を紹介します。

本プログラムは、慶応義塾大学坂井直樹前教授(デザイナー・WaterDesign代表)により設計・監修され、坂井先生より紹介された一般企業での研修講師等の経験もある授業者の方々と本校教員でチームティーチングを行いました。

<授業者の方々>
中村知繁さん(慶應義塾大学大学院理工学研究科1年)
岩本美咲さん(東京大学教養学部4年)
滝本悠さん(明治学院大学社会学部4年)
森口拓真さん(慶應義塾大学総合政策学部1年)

<テーマ>
第1回:デザイン思考の概要・共感とは何か(2014年11月5日)
第2回:デザイン思考の実例「ふくてがみ」の紹介・課題定義の理解(2014年11月12日)
第3回:各クラスでデザイン思考の実践(共感・課題定義・アイデア出し)(2014年11月19日)
第4回:まとめ(2014年12月3日)

図はスタンフォード大学 Dスクールのプログラムにあるデザイン思考のプロセスを表したものです。
デザイン思考
今回の授業では、最も基本となる最初の二つ「共感する」「課題の定義」を学習しました。

問題を解決するには、問題を持つ人を良く観察し、よく知ることから始め、相手の立場に立つ、立場を理解すること(共感)の大切さを学びました。

生徒たちは、「起業体験プログラム」、「チャレンジベースドラーニング」等、さまざまな機会に、このプロセスを用いて課題解決に向けた取り組みをおこないます。