CBL成果発表会
(校長日記2014年7月3日より引用)
SGHのテーマの一つ、5年生家庭科の課題研究の発表会が行われました。この授業は、 Apple社の提唱するChallenge Based Learning の形式に準拠した流れで行われ、生徒が自ら社会の課題を発見し、現状調査や事例調査を実施して、外国の学校の生徒達とも交流(注)をして、最後にはその解決策を提案するというものです。衣料の廃棄問題をとりあげ、自分たちにできる行動をコミットするなど、提案に終わらず、自らのアクションに結びつけていることに感心しました。
私たちの学校は、女性参政権のない時代に女性が集まり、震災の避難所の設営をしたことに始まります。文句を言ったり人任せにしたりするのではなく、自ら社会問題の解決に向け一歩を踏み出す、そんなDNAがつながっていることをうれしく思いました。この子達の中から、将来、ソーシャルビジネスに関わったり、社会貢献につながる事業を起したりする子が育つことを願っています。
注:CBL授業はオーストラリアのコルベカレッジとEvernoteを媒体に、iPadを使用して、交流が行われ、各班の課題についての意見交流などが行われました。尚、この発表会で高い評価を得て代表班に選ばれた2つの班(8名)が、10月下旬にシンガポールで行われた合同発表会に参加しました。