私学一貫校の価値
昨日は、中学受験の模試会場で説明会をしていました。
先日、卒業生と話していたら、「娘が中学受験の年齢になって、品女めざして勉強を始めたんですが、先生、もう、私が大変!模試がある日は5時から起きてお弁当を作らなければならないんですよ~」とこぼしていました。
中学受験はお子さんはもちろんですが、親御さんも本当に大変です。
しかし、大人になってから
「品女の友達は、何でも話せる一生の友達」
「品女時代の○○がきっかけで今がある」
「会社が品川に移転と聞いて、最初に思ったのは、『品女に近い!』でした」
などと話す卒業生達を見ていると、本校に限らず、私学の一貫校に苦労して入学させる価値はこういうところにあるのだと確信します。
卒業生と言えば、1日のNHKニュース、ロシアのベールイ大使の会見で案内役の女性を見てびっくり!
卒業生でした。
在学中はダンス部、大学でロシア語を専攻し、今、外務省で働いているそうです。官庁に勤める卒業生も増えてきました。
本校のミッション「世界を心に・・・」各界で活躍している卒業生のニュースを聞くのは何よりの楽しみです。
今週末の土曜には就職活動中の卒業生を応援するイベント「白ばら就職情報交換会」があります。
内定を決めた卒業生からの最新情報、既に企業で活躍している先輩の話、そして、企業の人事部の方から客観的なお話もしていただきます。
「就活は受験勉強と違って努力の方向性が見えず苦しい」
という話もよく耳にします。
これから活動を始める人も、今がつらい時期の人も、人生の岐路にあたって、ノウハウの前に大切な「自分の軸」を確認するチャンスとして活用してください。
品女で過ごした6年間、様々な体験をしたみなさんには人とは違う「何か」があるはず。一緒にそれを見つけましょう。
*昨年の11月17日、11月20日、12月2日の校長日記で紹介したモンゴルの孤児院を支援し、孤児たちに大学に行くための奨学金を供給しているNGOゆいまーるハミングバーズが、今年は11月24日19:00~国立オリンピック青少年総合センター小ホールでチャリティーコンサートを開催します。5年生までの在校生にパンフレットを配布しました。