宿場祭りパレードに参加しました
学校のある北品川の地域は、古くは宿場町として栄えていました。
今も、広重の絵に描かれた東海道が商店街としてそのまま残っています。
生徒は入学するとすぐこの地域の探検に出かけますが、品川駅周辺のビル群と、船着き場や江戸時代からの店の残る下町とのコントラストに驚きます。
私はこの地域に生まれ育ち、クラスメートの家の多くはお店をやっていましたが、近頃はあとを継ぐ人が少なくなり、町もだんだん寂しくなってきました。
現在、地域の人々が町おこしに頑張っていて、生徒達もこれに協力してくれています。
一昨年は「品川はゴジラが上陸した場所、町に大きなゴジラのオブジェを作ろう!」という募金に参加した生徒もいました。
写真の「宿場祭りパレード」にもブラスバンド、バトン部の生徒達が毎年参加しています。
品川女子学院はもともと地域の女性が力を合わせて作った学校です。(参照「創立を記念する日のプリント」 また、更にその前の話は6月26日の日記に)
今も、近所には「品川高女」時代の卒業生や縁のある方々が沢山いらして、生徒達を見守ってくださっています。
これからもずっと地域とのつながりを大切にしていきたいです。