オープンキャンパス
土曜はオープンキャンパスの日でした。2000人のお客様がお越しくださいました。ありがとうございます。
お手伝いに、クラブ体験に、参加した生徒は全員ボランティアです。(卒業生も聞きつけて手伝いに来てくれました)
「自分が小学生のとき参加してとても楽しかったから今度はおもてなしする側に」
「来年うちの部にかわいい後輩がたくさん入ってくれますように」と、思いは様々ですが、みんな一生懸命です。
玄関にいたのはほとんど中1でしたが、臨機応変に対応していてもうすっかり品女生です。活き活きした表情を見ていると、この学校が好きで誇りを持っているんだなぁとうれしくなりました。(はりきりすぎて終わりの頃はぐったりしている生徒もいましたが・・・。)
私、講堂で「生徒に何でも聞いてみてください」と言いましたが、ごめんなさい、こんなことが・・・。
ある生徒達の会話。
(高2生徒)「着物の授業のこと質問されて、学校に着物が5~6枚ありますって答えたけど大丈夫だったかな?」
(小耳にはさんだ私)「ええ~!それは茶道部の着物でしょ?着付け授業は一クラス分、浴衣があって全員一斉にお稽古するのよ」
(もうひとりの生徒)「ええ~!いいなぁ~。今の中学生そんなことやってるんですか?」
本校は、毎年いいと思ったことをどんどん取り入れるので、上の学年ではなかったことが下の学年から始まるということが多いのです。そして各学年様々な体験授業があるので、自分の学年以外の5学年で何が行われいるか生徒ではとても把握しきれないのでしょう。
生徒が答えるとこういうことが起きるんですね。次回からは対策しようと今朝、広報部長と相談しました。パンフ、説明会資料、HPで質問事項はほとんどフォローしてありますので、あれ?っと言う場合はご確認ください。もちろんお電話でも。
さて、生徒達の頑張る姿を見てジーンとしたのも束の間、帰りに寄り道をして食事をしていた生徒がいたと耳にしました。準備から片づけまで5時間近く張り切って、終わってほっとし、お腹もすいたしつい・・・という気持ちは分からないでもありませんが、多くの子がルールを守って直帰している中に我慢ができない子がいるのは残念です。
優しく親切なお姉さん達にあこがれを持って、楽しい気持ちで帰った小学生がこれを見かけたらがっかりしただろうと申し訳なくも思いました。画竜点睛を欠いてしまったなと悲しくなりました。
しかし、いい面も悪い面も合わせて本校の生徒です。「親切で前向きで自分で考えて行動できる活き活きしたところ」を伸ばしつつ、将来、ルールやマナーを守れる社会人として自立、自律できるよう根気よく指導していきます。