企業とのコラボ授業(アスクルでプレゼン)
17日火曜、アスクルのMD(マーチャンダイザーの略)会議(社長はじめ役員、マネージャーなど責任ある立場の方々が勢揃いする重要な会議です)で4年生(高1)がプレゼンをしました。
昨年度の中3総合学習で行ったアスクルとのコラボレーションの授業の最終日に、アスクル岩田社長の前で生徒がプレゼンをしたのですが(2月15日の日記)、それを是非、社内合宿でもというお話しをいただき、今回の発表となりました。
一年間の授業で学んだことを形にした製品の提案を3チームが行いました。(一つくらいは製品化したいねというお話しも出たので、中身はまだ内緒です)
実は、私、会場に向かう電車で挨拶を考える緊張のあまり、「せんせ~、どうしたんですかぁ~」という生徒の声が聞こえたときはすでにドアが・・・一人、乗り越してしまいました。(引率なのに・・・)
生徒を追いかけて到着すると、彼女たちはコーヒーやパンをいただきながら社員の方と談笑中、(なんて度胸なの~この子達!)
パワポ、原稿の最終チェックをしていざ本番!
さすがに緊張気味でしたが、しっかり笑いも演出し、堂々としたプレゼンでした。
各担当の責任者の方々からは「感動以上、衝撃を受けた!」「初心に返ろうと思う」等々、コメントをいただきました。
終了後は社員の皆さんと一緒に昼食です。生徒のために気を遣っていただき、テーブルには女性役員の方、28歳に近い女性社員の方などが同席してくださいました。子供達がどんなことを伺っているか耳をすますと、
「まもなく文理選択なんですが、○○さんは何科ですか?仕事に何が役立ってますか?」
→お返事は「就職後、大学院に通っている」「文系でも心理だから数学がいる」「仕事は文系、理系両方の力がいるものも多い」等々
アスクルの方がおっしゃるには「中3の時からこの文理選択の質問が多く、品女の子は将来から進路を考えている」とのこと。
「ふんふん、なるほど」と聞いていたら、
「先生、とりあえず文系とかいう選択はしたくないんです。色々な仕事の方の話を聞いて学部学科選択を考えたいので、希望者向けに講演会をシリーズで企画していただけませんか?」振られてしまいました。何か考えなくちゃね。
さらに聞いていると今度は「うちは先輩がどんな成績でどんな大学に進んだか進路の手引きがあるんです。」「新しい試みがどんどんあるんです」おいおい、そんな宣伝しなくても・・・と思いつつ、自分の学校に誇りを持ってくれているんだなぁとうれしくて、「この子たちのためにいいことにはどんどんチャレンジしよう!」とまた勇気が沸いてきました。
生徒も教員もたくさんの刺激と感動をいただきました。
アスクルの皆さま、たいへんお世話になりありがとうございました。
*明後日の月曜日は体育祭で東京体育館にいるので日記はお休みです。