校長日記

2007/2/17 土曜日

カテゴリー: 保護者 — 漆 @ 12:00:00

本日、ＰＴＡの着物講座がありました。講師は、生徒の時と同じ、卒業生の二見先生です。
「娘が学校で浴衣の着付けを学んでから、家族みんなの分をたたんでくれるようになった。自分も着物を着られるようになりたい」というお母様もいらっしゃって、30人くらいの方が参加なさいました。

江戸時代の着物など実際の着物や小物を見ながら、着物の歴史、ＴＰＯ、美しく見える着方のポイントから髪型まで、様々なお話しをいただきました。特に「やってはいけないこと」のお話しでは「へ～」「ほ～」と、一斉にメモメモ。（聞いておいてよかったですね。）

80代の先生から見るとお母様方も娘のような年齢なので、「年は必ずとるものだから、早め早めの準備をしておくこと。そうして50歳の時に40歳に見えるようになればいいじゃない？」と、さすが世界を股にかけて活躍した美容師！という具体的なアドバイスがあり、みなさん身を乗り出して聞いていました。

（「私、爪と手を手入れしていてきれいでしょ？これはおしゃれでやっているんじゃないんですよ。いつお棺に入るか分からないからそのとき顔はお化粧してもらえるけど、組んだ手もきれいなようにって準備してるの」この言葉には、さすがにそこまでは・・・）

お母様とお子さんが同じ先生から授業をうけ、今日はお家で日本文化、着物談義になっているのではないでしょうか。