第1回デザイン思考の講座
4月15日の5,6時間目、講堂で、中学校3年生全員を対象にデザイン思考(構想調書P1)の第1回目の講座を行いました。(尚、今年は、高校1年生もデザイン思考の授業を受ける予定です)
授業を担当して下さったのは、CURIO SCHOOLの西山先生、山口先生をはじめ、総勢20名の大学生を中心としたファシリテーターの皆様です。この講座実施のためには、2月ごろから何度も打ち合わせを重ねてきていました。
デザイン思考とは創造性の高いデザイナーが普段アイデアを考える際のプロセスを一般化させ、デザイナー以外でも創造力の高いアイデアを生み出せるようにIDEO(アメリカに拠点を構えるデザインコンサルティング会社)やスタンフォード大学 d.school等で研究・ 実践されている方法論です。
デザイン思考の考え方は、大きく分けて5ステップありますが、今日の授業では「おやつを食べる経験」をデザインせよ。というタイトルで5つのステップを一度体験してみるという内容でした(2回目以降の授業で、各ステップについて、細かく学んでいく予定になっています)。
デザイン思考の5つのステップとは | |
* | 理解と共感:ユーザーや現場で何が起きているのかをしっかりと観察し、ユーザーに共感すること。 |
* | 問題定義:現場観察から本当に解くべき問題はなにかを特定すること。 |
* | 発想:特定した問題について、アイデアを発想すること。 |
* | 試作:発想したアイデアをプロトタイプ(試作品)を作ってみること。 |
* | テスト:作ったプロトタイプをどんどんテストしていくこと。 |
です。 |
生徒達は、始めはやや緊張していましたが、ワークショップの時間では、ファシリテーターの方々や担任の先生にも相談に乗ってもらう等、積極的に参加していました。
第2回目の授業からはクラス毎の教室での実施になります。
本日の授業の最後に、ファシリテーターの皆様が、来週以降の担当クラスの生徒達にそれぞれ自己紹介されました。
今後も、生徒の皆さんには積極的に参加してさらに充実した時間にして欲しいと思います。
(文責 髙田)