歩道を歩くときは
中間テストが始まっています。
生徒の登校も早くなっています。ノートや教科書を手にしながら玄関を入ってくる子も目立ちます。でも、歩きながらは危ないですよ。
また、道の歩き方ですが、登校時は教員も声をかけ、生徒もなるべく道の片方に寄るよう気をつけているのですが、下校時は友人と一緒になるため、気もゆるみ、道に広がって歩きがちです。
最近、通勤等で自転車を利用なさる方が増えているようで、生徒と歩道で接触することもあります。
生徒の皆さん、
お急ぎの方、お年寄り、小さいお子さん、お隣の病院に通われる方、周りには色々な方がいらっしゃいます。ご迷惑をかけないよう、また、自分の身の安全のためにも、周囲に気を配って登下校してください。
むしろ、品女生が周りの方をサポートするくらいの気持ちで!
私たちの学校は「荏原婦人会があってよかった」という周囲の方の思いが集まって創立できた学校です。「近所に品女があってよかった」と思っていただけるようにしましょう。
保護者のみなさま
周りへ配慮する心が育つよう、私たちからも日々声をかけていきますが、行動習慣は日々の生活の中で養われます。
悪気なくやってしまうのが子どもです。まずは、その行動が周りにどういう影響を与えるのか伝えること。そして、配慮ある行動が習慣化するまでは、大人がその都度、根気よく声をかけ続けることが必要です。
以前、話題にした「前を失礼します」という言葉を例にとると、こんな感じです。
大人が教える→人の前を横切るときには配慮しなければならないことに気づく
→でも、忘れる→声かけ→忘れる→声かけ→忘れる→声かけ・・・
→行動が習慣化→周りに配慮する心が育つ→言われなくても他の場面でも応用できるようになっていく。
自慢じゃありませんが、教員になってから、ドアを振り返らずにバタンとしめて、後ろから来た先輩の先生に、
「ドアを後ろ手で閉めるなんて!危ないでしょ!!」 と叱られ、はっと気づいた私です。
こういう恥をかかせないよう、今のうちに周りの大人が根気よく声をかけ続けていきましょう。
さて、先日、1年生の廊下を歩いていたら、私の横を通り過ぎていった子が、教室から出てきた教員になにか耳打ちしています。その教員が爆笑しているので何かと思ったら、
「今の子、『校長先生の前は通っちゃいけないんですか?私、今、通っちゃいました』なんて言ってましたよ」 ですって。
う~ん、たぶん、ブログを読んだ親御さんが何か伝えてくださったんでしょうねぇ。でも、そういう意味じゃないんですよ。それじゃ、私が怖い人みたいです。
お子さんに伝えたあとは、どう解釈したかも是非、確認してくださいね。