華道の授業4回目
この日はグループで共同作業をしました。テーマは「桃の節句」盛り花と投げ入れを組み合わせて大きな作品を作ります。 | |
先生から説明をうかがった後、まずはグループごとにお花と花器を見て全体設計を話し合います。 | |
5~6人のグループですが、早速一枝ずつもって和気藹々と話し合っている子達もいれば、意見が合わず、もめているところも。
花器の色を合わせるために他のグループと交換交渉をしているこだわりのグループもありました。 |
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俯瞰することも大切。活け花の教えのようで何事にも通 じる言葉が沢山。 | |
みんなで協力し、夢中になって活けました。
ホテルのロビーに飾ってもいいですよね?(と自画自賛のチームも。私もそう思います) |
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終わったらみんなで分けて、 | |
大切に持ち帰ります。 | |
今年はお花を捨てて帰る子がいません。 | |
州村先生が、若い時に活け花を体験しておくと「目」が違ってくるとおっしゃっていました。
それまでは見過ごしていた道ばたの木や花を美しいと感じる目、季節の変化に気づく目・・・。 |
何かを始めるのに遅いことはないといいますが、28歳になってから始めるのと、10代でその門をくぐりときに養った「目」でものをみて過ごし28歳を迎えるのとでは自ずから何かが違ってくるのではないでしょうか。
早咲き遅咲きはあるでしょうが、この体験が一人ひとりの生徒の心に沈んでいっていつか美しい花を咲かせてくれることを願います。
*今日は三つ連続でアップしました。明日は3月にできなかった修業式、3年生の卒業証書授与式を行なって新年度に向かいます。