2010/11/29 月曜日

新聞記者特別講座②

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 18:32:32

今日はYahoo!Japanから11人の方がお越しくださり、トピックスの講座の最終回を行ないました。

私が最後の方に見にいくと、品女生用のトピックスをつくるとしたらというお題で生徒がそれぞれ自分で選んだ記事を並べていました。一人ひとり目の付け所が違って一回りして画面をのぞくとなるほどなぁと面白かったです。「キュレーション」という新しい言葉も教えていただきました。

記事の出所や、アンケートの対象者などにも着目することで、発信者の意図に気づくというお話、関連リンクをどういう考えに基づいて付けているかというお話、真剣に耳を傾けていました。(くわしくは担当者からのちほど)

さて、新聞記者特別講座のつづきです。生徒の感想を紹介します。

*政治家を地の果てまで追いかける信念と記者の誇りがすごいと思う。

*今まで新聞記者という仕事に興味がなかったが、将来を考える上で一つの選択肢にしてみたいと思う。大学に入ったら、横田さんのように旅をしたり、何かにチャレンジしてみたい。

*将来国際的な仕事をしたいと漠然と考えていたが、「世界を見ることで日本に興味を持った」というお話を聞いて、日本を知ることの大切さが分りました。

*「日常のあらゆることが政治につながっていて、そして誰かがそのことをチェックしていなければならない」という話を聞き、政治報道の重要性を実感しました。記者の方々が魂を込められている新聞をじっくり読もうと思いました。

*横田さんのお話を伺って、色々寄り道をしてもやりたい事は見つけられる、と思ったことが安心できました。私が言うのもおこがましいのですが、やりがいのある仕事をしている横田さんのようになりたいと思いました。今やっていることにやる気が出ました。

夜もまた仕事場に戻られる、というハードスケジュールの中、授業後も記者の仕事や大学生活に関する質問に快くお答え頂きました。改めて御礼申し上げます。

  ◆時事能力検定(N検) 2010年11月13日

 土曜日の放課後に30名を超す生徒が受験し、中には、大学生・社会人中級レベルの2級に挑戦する生徒もいました。

「いつもよりもニュースを見るよう心かげた」「時事問題がずっと苦手だったけど、N検を受けて好きになった」という声も聞かれました。

結果は1ヶ月後。日頃の時事問題への取り組みの成果が出ることを祈っています!

*本校は「女子校であること」「独立した中高法人であること」「規模を広げないこと」を貫いてきましたが、おもしろい記事が以下の雑誌に載っていました。クリックすると見られます。

学校選択 2010年12月号
最近の中学入試における人気トレンドにひとこと!
あえて「大学付属校ではない選択」
「共学校ではない選択」の意義を考える