校長日記

2010/10/12 火曜日

２８プロジェクトの取り組みが少しずつ浸透してきたおかげで、最近、企業のご協力による特別講座の機会が増えてきました。

今月始まったＪＴＢのご協力による講座をご紹介します。この日は、社員となっている卒業生もゲストで来てくれて、生徒達は仕事をより身近に感じたようです。

（ＪＴＢには他にも卒業生がいて、今年、内定をいただいた子もいます。中には修学旅行中から旅行社に勤めたいと委員をしていた子もいて、その夢が叶いました。これからもこうしたご縁が繋がっていくとうれしいです）

以下、担当の江頭より。

ＪＴＢ法人東京様とＪＴＢコーポレートソリューションズ様のご協力による高校１年生向けの特別講座が10月～11月にかけて行われます。

この講座は、外国人留学生向けの日帰り旅行プランを企画することを通じて旅行業の仕事を体験すると共に、ホスピタリティとは何かについて学ぶことを目的としたものです。

授業ではグループ毎に旅行プランを作成した後プレゼンテーションを行い、最優秀グループの企画はＪＴＢの商品として実用化する可能性もあります。

9月27日（月）の放課後にその講座の説明会が行われました。

まず、導入として旅行会社の仕事についてのお話しを伺いました。高校１年生にとって旅行会社のイメージと言えば「修学旅行の添乗員さんや新幹線や飛行機の予約をしてくれる人」くらいしか思い浮かばないと思います。

が、実は旅行会社には様々な仕事があります。それらが具体的にどういうものかについて、現場の写真を見せながら説明して下さった他、担当者の方の経験や仕事のよさや大変さについてお話しいただきました。

続いてＪＴＢに勤務している本校の卒業生によるお話も伺いました。在学中の写真を交えた自己紹介に始まり、なぜ旅行業界の仕事を選んだのか、仕事の楽しさやつらさなどについて実感を込めてお話しいただきました。

卒業生ということもあって生徒達も身近に感じられたようで食い入るように聞き入っていましたが、話の内容も単に旅行業の仕事という枠を超えて、働くことの楽しさや意義についても考えさせてくれる大変よいものだったと思います。

その後、現在の旅行のトレンドについての説明を受けた後、今回の講座についての説明を聞いて終了しました。

いよいよ次回以降が本番となります。27日の説明会で参加したいと思った人は「これまで経験した旅についてのレポート」を提出することになっています。積極的に参加してよいプランを提案してくれることを期待したいと思います。

＊演劇部が東京都高等学校演劇連盟山手城南地区発表会で賞をいただきました。

顧問からの報告です。（一度に２ついただいたのは初めてかも）

・奨励賞
（２６校中、中央発表会＝都大会出場校が２校、その他１０校が奨励賞を受賞しました。２年連続で受賞しました）
・地区賞
（地区の高校生が作る地区委員会が選んだ、４日間それぞれの日で１校おもしろかった学校を選ぶ賞です。本校の上演日は７校上演した中で選ばれました）