校長日記

2010/10/7 木曜日

	オーストラリアの姉妹校、Ipswich Girls Grammar School　から１９名の生徒と先生が訪問しました。
	在校生がバディを、ご家族がホストファミリーを引き受けてくださいました。
	文化祭の片付け日にフェアウェルパーティーをしました。
	この学校に留学していた卒業生が、ホストファミリーを引き受けてくれて、東京観光の案内もしてくれました。４年生で３ヶ月の留学をし、帰国後、いっしょに留学した友達と英検準一級をとり、大学も同じ上智大学に進学して英語を専攻しています。

姉妹校の先生からは、「彼女はすばらしい子！これからいく京都へもずっとついてきてほしい。」とおっしゃっていました。

「どこどこに行きたいと急に言っても、相撲の切符やら美術館のチケットやら、すぐに手配してくれる。親切で明るくて、どんな時も落ち着いている。姉妹校の生徒が電車とホームの間に荷物を落として先生が慌てふためいていたときも、彼女がみんなに指示をし、駅員さんにお願いしてくれた」

パーティーで突然、指名されたのにもかかわらず、流暢な英語でスピーチをし、その場にいた在校生は目を丸くしていました。在校生も、修学旅行や姉妹校留学がきっかけで彼女のように英語で自在にコミュニケーションができるようになるといいですね。

姉妹校の生徒は日本語を勉強しているのですが、まだほとんど話せない子が多く、ホストファミリーをしてくださったお母様方は

「うちは英語が話せる人がいないので、この子がボディーラングエッジでなんとか」

「楽しかったです。もっと英語をやっておかなきゃと思いました」

「先日のＰＴＡ着付教室で習いましたから」と着物姿のお母様も。

姉妹校は、私がこの学校に赴任して間もなく、オーストラリアの海外研修引率中に何校かを訪問し、その中からここしかない！と当時の校長先生に交渉し、提携した学校です。以来、多くの生徒が短期、長期の留学でお世話になってきました。

長くよい関係を築いてきた姉妹校のお客様を引き受けてくださったご家族の皆さま、ホストシスターのみなさん、文化祭で忙しいところ、ありがとうございました。