2010/9/15 水曜日

文化祭準備・大学出張授業 英文学

カテゴリー: クラブ,授業・学習・進学,行事 — 漆 @ 19:19:05

文化祭準備の様子を担任ブログから写真を拝借してご紹介します。

2年生。中学生らしいかわいいポスターを書いているクラスがあるかと思えば、自分達で接客マニュアルを作っているクラスも。

3年生、企業研究でアサヒ飲料を訪問。
ラッシュ・ジャパンで体験もさせていただきました。

なんとここでも「私、卒業生なの」と話しかけられたそうです。ラッシュの店舗にある手書きの看板を書いているとのこと。文化祭に遊びに来てくれるそうです。誰だろ?セーラー服のとき、ということは私がこの学校に来た頃よね)

1年生は地域研究。何をしている写真かと担任に聞いたら、なんと、取材時に、ご厚意で試食をさせてくださったとのこと。まさか「大トロお願いします」なんて言ってないでしょうね?(既に品女DNA?このお店、私も時々行くんですが、リーズナブルで美味しいんです。今度から小さくなってよっと。)
高等部の起業体験。物品販売クラスの製品も続々届いています。

今年も、取引を予定していた店舗が閉店になるなど、想定外の問題が起きています。それを乗り越えながら、生徒達は頑張っています。

(これを聞いた保護者の方、「ま、それもいい勉強になる。社会に出たら色々あるから」とのこと。さすが品女生の父!」)

さて、出張授業のつづきです。担当の権藤からご紹介します。

 上智大学文学部 英文学科講師  西 能史先生

この出張授業はシェイクスピアの文体入門ということで、今から約400年前に活躍したイングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの文体のリズムについての講義でした。

日本語にも五七調や七五調があるように、シェイクスピアの文体にも特有のリズムがあり、このリズムはラップ音楽などの現代音楽の源泉になっているということです。この文体を縦横無尽に使い分けて、登場人物の性格を描き分けるシェイクスピアの技を、DVD映像を用いて具体的に紹介していただきました。

シェイクスピアの技術などと言うと難しいものに聞こえますが、この講義ではまず先生がシェイクスピアの音作りの簡単なルールを説明し、それをもとに実際に生徒がシェイクスピアの戯曲のリズムを刻んでみるという作業を行いました。

これは高校生には難しいのではないかと思われる問題も、意外とすんなりできてしまう生徒が多く、さすがにこのテーマの講義に応募してくる生徒の集まりだけあると感じました。

またシェイクスピアのある有名作品を日本の若手俳優が演じている場面を映像で紹介していただき、先生が「この俳優のしゃべり方(音の使い方)は、このような意味ですばらしい」と絶賛されると、シェイクスピアのメッセージを日本人でも十分に感じとってそれを生かした演技することができるのだと知り、生徒はちょっと誇らしく感じているようにも見えました。

「先生(私)が普段の英語の授業で、文のリズムを生かすために、文法ルールを変えてしまっている事例が英語にはけっこうある、と言われていたことがやっと本当だとわかりました。」などというちょっと失礼な感想もありましたが、生徒はシェイクスピアという存在を少し身近に感じられた1時間だったのではないかと思います。

*第65回国民体育大会で市川さんが50M自由形で第5位、400Mメドレーリレー第2位・400Mフリーリレー5位に入賞し、東京都の優勝に貢献しました。

*9/11(土)~12(日)に東京都中学校学年別水泳大会がありました。
1年生が長水路(50m)のレースに初挑戦でしたが、自己ベストを出すことができた生徒もいました。

3年50m自由形 第4位 川島さん
2年50m自由形 第9位 水上さん
2年50mバタフライ 第8位 菅井さん
2年400m自由形 第11位 藤原さん
1年50m平泳ぎ 第14位 中村さん

200mフリーリレー 第7位
 菅井さん、藤原さん、佐藤さん、川島さん