2010/6/23 水曜日

特別講座 キャリアデザイン

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 19:59:15

キャリアデザインの特別講座が始まりました。

企業の研修を行っている(株)JECCさんのみなさんがボランティアで生徒向けの講座を実施してくださいます。
キャリアカウンセリングの手法を用いて、将来の進路を考えるというものです。
4年生を対象に4回シリーズで行います。

テーマは、
「自分は何者か?本当にやりたいことやなりたい職業は何か?」を探求し、なりたい自分について考えよう!

1回目 キャリアとは カウンセリングを学ぼう
2回目 キャリアアンカーを探そう
3回目 美点を探そう
4回目 ビジョン発表

まずは自己紹介。挙手で順番を決めます。こういうとき、はじめに手を挙げるのはとても勇気のいることです。
二人目まで手が挙がると次々と発表が続きます。講座に参加した理由は様々です。

「今はやりたいことがないのでこれをきっかけに方向性をみつけたい」

「やりたいことは決まっているがいろいろなことを知っておきたい」

「やりたいことを考えるときりがないので、本当になにがやりたいのかを知りたい」

「やりたいことはあるが、それがどういう学部につながるのかを考えたい」

「やりたいことが決まってなくて勉強もやる気がもてないので・・・」

「自分のことを知る機会はなかなかないので・・・」

「本当の自分をみつけたい」

「文理選択のその先の選択肢を決める場にしたい」 等々。

次に、お話に移ります。

・成長期から成熟期に向け、時代は変わった。たとえば、正解をあてることから納得解を創ることへと求められるものが違ってきているので、どういう考えを持つか(行動理論)が大切。

・キャリアとは何か。人生とは選択の連続、どのような意思決定をするかで人生は大きく変わる。

・自分の人生は自分でしか決められない。自分らしい自分にしかできない人生をデザインしよう。

・しかし、自分のことは自分ではわからない(同じ研修を50歳の人にしても自分のことがわからないという人も多い。引退後のことを考えてこういう講座に参加する人も多い)

最後は、実際にカウンセリングの手法を使い、参加者がペアになって話を聞き合いました。

本校は、28歳を女性の人生のターニングポイントとして28プロジェクトを展開していますが、その手前にある人生の岐路は、やはり、文理選択を考える4年生なのだと、生徒の話を聞いていて再確認できました。

この講座を通して将来のヒントが見つかるといいですね。