2010/6/9 水曜日

特別講座その後(ポスター・国語)

昨日の芸術鑑賞「ウイーン少年合唱団」は大好評でした。後日、ご紹介しますね。

ポスター特別講座の作品が、実際の今年の学校ポスターとして刷り上がりました。
コピーは、「中高時代を一生モノに!」です。
時計の上に、12歳からの数字を空に向かけ立ち上げて、在学中から卒業後までの時間を表現しています。
実際に時計を作り、講座に参加した生徒が立ち、つるした数字(これも作ったものです)の28歳のところを指さしています。
中高生が作ったポスターとは思えない完成度!(と思うのは私だけではありませんよね?)

 

さて、話が変わって、先日の映画「告白」を題材にした国語の特別講座のときのこと。

他校の先生から、「こういう問題作を扱って、品女さんは親御さんからのクレームって大丈夫なんですか?」と聞かれました。

で、実際どうかというと、終了後の保護者のみなさんに、こんな風に迫られ(?)ました。

「こういうの大切ですねぇ。裁判員制度も始まるし。模擬裁判も授業でやるといいですね」

「先生、今度はいつこういう授業を受けられるんですか?」(お子さんのこと?ご自分のこと?)

本校の生徒達がこうして「実社会と繋がる体験」ができるのは、

ゲストティーチャーを引き受けてくださる方がいて、
授業担当として手を挙げてくれる教員がいて、
それを手伝ってくれる教職員がいて、
保護者のみなさんの理解があってこそです。

あ、もちろん、知らない世界に一歩踏み出してみようという生徒がいて、ですね。

*第1回の授業ダイジェストビデオが、東宝さんの公式ページにて、配信されました。話題になった最終回までにどういう議論が積み重ねられたのかが分かります。是非ご覧ください。4回目のゲストでお越しになった監督も松さんもそれまでの授業のビデオを見て準備をして公開授業に臨まれたそうです。第2回も順次公開されます。

*先日もご案内しましたが、本校が茶道の授業や茶道部でご指導いただいている遠州流「紅心 小堀宗慶展~創作と審美眼の世界」が目黒区美術館にて開催中です。チケットが受付、3階踊り場にありますので、ご利用ください。
期間中の土日(7月10、11日を除く)は、13時から17時まで、1階ホールで呈茶(1人500円)もあります。

男女別学シンポジウムのご案内です。