2010/5/18 火曜日

クラブ報告(インターアクト)

カテゴリー: クラブ — 漆 @ 18:43:09

インターアクト部は小さななクラブですが、ボランティアや国際交流などに幅広く活動しています。イベントごとに集合する部活なので、他のクラブとも掛け持ちしやすいです。

視野を広げたい人、ボランティアに興味のある人、そして、今は好きなことが見つからない人も、小さな一歩を踏み出してみませんか?

インターアクト部の最近の活動を、顧問の工藤からご紹介します。

インターアクトクラブとは、ボランティア活動をするクラブのことで、地域のロータリークラブにサポートをして頂いています。

今年度は中学3年生が4名入部し、まずはロータリークラブの方々との顔合わせを行いました。幼稚園を訪問して紙芝居をしたい、老人ホームでお手伝いをしたい、東京マラソンの給水ボランティアをやってみたいなどの希望を伝え、年間計画を立てました。

写真は、インターアクトクラブが日本フォスタープラン協会に参加して支援をしているフィリピンの女の子に送るために撮影したもので、彼女とは英語で文通をしています。
5月1日(土)本校創立記念日には品川駅で、あしなが学生募金に参加しました。活動を運営している大学生の多くは、あしなが奨学金を得て学校に通っています。

今回担当をして下さった大学生は母親を2歳で亡くし、父親も過労で倒れ、苦しい境遇を乗り越えて頑張っているという話を生徒たちに聞かせてくれました。

生徒たちにとってこのような活動に参加することは、貴重な経験となるだろうと感じます。この日の午後は、12校のインターアクトクラブと交流会を開き、意見交換も行いました。

5月9日(日)は近所にある福栄会という老人ホームのお祭りがあり、生徒たちは法被を着て、焼きトウモロコシやお赤飯・おこわなどの売り子としてお手伝いをしました。
福栄会とは交流が長く、訪問して一緒に工作をしたり、本校にお招きしてケーキを作ったりしています。

現在は青物横丁にある老人ホームとも交流をしており、だれかの役に立っているという気持ちがいつのまにか自分の心の成長につながっているように思います。

5月13日(木)には昨年度から交流を始めたスペシャルオリンピックス日本の方々との打ち合わせを行いました。

7月末に行う12校インターアクトクラブ合同年次大会では、スペシャルオリンピックス日本の会長である有森裕子さんに講演をお願いし、本校が主導となって、当日の参加者約400名全員で知的障害のあるアスリートにミサンガを編んで送るという活動をすることになりました。

他にもこの活動を広めるためのアイディアを出し合ったのですが、話し合いが白熱して予定より30分も延長してしまい、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。

入部は1年生~5年生であれば、だれでもいつでも大歓迎です。月2回程度の活動なので、兼部でも、1回のイベント参加でもOKです。時々、理事長先生も参加されていますよ。