カンボジア学校視察②
昨日の続きです。(最後にお知らせがあります)
児童たち。男女分かれて座っています。SJスマイル小学校では1~3年生の低学年が学習しています。高学年の児童は少し離れた小学校まで通っています。白いシャツが制服です。教室の後方には、昨年の開校式の時に送った本校の生徒たちのメッセージで作った「SMILE」の寄せ書きが貼ってありました。 |
左から、先生、教育委員会の方、NPOの現地スタッフの方。 副業をしないとやっていけないそうで、先生のなり手は少なく、不足しています。 |
事前に必要なものを聞いてありました。S&S委員会で相談し、リクエストのあったボールを寄贈しました。ボールはカンボジアで調達しました。持参するよりは現地で買うほうが支援につながるためです。 バレーボールが人気のようでした。 |
一緒に遊びました。 |
朝ご飯を食べてから来た子に手を挙げてもらいました。3分の1~2分の1くらいでしょうか。 |
気温は38度くらいでした。水道はありませんので、のどが渇いた子は教室にくんである水を飲んでいました。 |
このプロジェクトは、品川女子学院の近くに本社がある(株)サンリオさんにも協力していただいております。 レリーフが校舎の壁にありました。これも現地で作っていただいた物です。石細工は伝統工芸ですね。 |
校舎と一緒に寄贈したトイレ。桶を使用した水洗トイレです。これも村では珍しいそうです。 |
国旗掲揚台も寄贈したものです。 | |
鬼ごっこなどをして一緒に遊びました。「だるまさんがころんだ」を教えてみたところ、人気でした。 | |
『ももたろう』の読み聞かせです。現地の方がクメール語で読み、OGたちがページをめくります。お話の終わりには拍手が沸きました。勧善懲悪は世界共通です。(ちなみにカンボジアは仏教の国です) | |
千羽鶴と『ももたろう』の本を渡しました。教科書も不足していましたから、クメール語訳を読んで勉強してもらえるといいですね。 |
次の支援の話です。ブランコや滑り台など、設置するタイプの遊具の相談をしています。日本に持ち帰り、この話は在校生の委員にバトンタッチです。 | |
以前は10歳ぐらいになっても小学校へ通わない子もいた地域でしたが、SJスマイル小学校ができて教育への意識が高まり、通学率がたいへん上がったそうです。それをうけて高学年用の5教室ある校舎を国から設置してもらえることになりました。「女子校生が世界を動かす」は、言い過ぎでしょうか・・・。 | |
「 将来、学校の先生になりたい人は?」「はーい」「学校の勉強が好きな人は?」「はーい、はーい」 |
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<S&Sプロジェクト委員会の紹介>
かつて日経ストックリーグへ参加した高校生たちが、取材先であったサンリオさんの協力のもと文化祭で国際貢献の有志企画をおこないました。その後、特設委員会を組織してキティの根付けを13500個作って売りました。起業体験プログラムにおける模擬店の利益や特別講座でお世話になった先生、PTAバザーなど、多くの方に協力していただいているプロジェクトです。メンバーは中高生とも有志の生徒が参加し活動しています。
*『女の子が幸せになる子育て』はおかげさまで6万部を越え、この印税が引き続きS&Sに入っています。